台風
台風の前日にやること|家の中と外、車、電源を時系列で
更新 2026年9月8日
前日に済ませる5つ
外の物を
室内へ
浴槽に
水を張る
電源を
満充電
ほかに、車を高い場所へ/1階の家電と書類を上へ。当日の朝は外に出られない前提で
台風は地震と違って、来る日が3〜5日前に分かります。分かっているのに間に合わないのは、やることを当日の朝に回すからです。 雨が強まってからベランダに出るのも、車を動かすのも危険になります。前日で終わらせて、当日は家から出ない。これが時系列の前提です。
時系列の一覧
| いつ | 家の外 | 家の中 | 車 | 電源・水 |
|---|---|---|---|---|
| 3〜5日前 | ハザードマップで自宅の浸水深を確認 | 備蓄の水・食料・携帯トイレの数を計算して足りない分を買う | 地下・機械式駐車場なら移す先を決める | ポータブル電源・モバイルバッテリーの残量を確認 |
| 前日 | 植木鉢・物干し竿・自転車・ゴミ箱を室内か固定。排水口の落ち葉を取る。雨戸・シャッターの動作確認 | 1階の家電(冷蔵庫以外)と通帳・保険証券を2階へ。窓に養生テープは割れたガラスの飛散を減らす程度で、割れるのは防げない | 満タンにして、高い場所へ移す。夕方までに | スマホ・電源を満充電。浴槽に水を張る(約180L)。冷凍室に保冷剤や凍らせたペットボトルを詰める |
| 当日の朝 | 雨戸・シャッターを閉める。以後は外に出ない | カーテンを閉める。窓から離れた部屋で過ごす。懐中電灯を手の届く場所に | もう動かさない | 冷蔵庫の扉を開ける回数を減らす。要冷蔵のものから食べる |
| 警戒レベル3 | — | 高齢者・乳幼児・持病のある人がいる家は避難開始。浸水想定のある家は垂直避難で足りるかを先に判定しておく | — | 停電したら通電は1日2回に絞る |
前日にやる理由
台風の雨は接近の半日〜1日前から強まります。当日の朝に「まだ大丈夫」と思ってベランダに出ると、風で物が飛んでくる時間帯に重なります。 車も同じで、道路の冠水は雨が強まってから1〜2時間で始まる場所があります。30cmでエンジンが止まるので、動かすなら前日の明るいうちです。
自宅の浸水想定を確認する
この条件だと
1階が床上浸水
上の階へ避難すれば水に届きません(2階以上へ)
停電でエレベーターと水道が止まり、外に出られない日が続く前提で備えてください。
上の階へ上げるもの
- 冷蔵庫・洗濯機・電子レンジなど1階の家電
- 通帳・印鑑・保険証券・パスポートなどの書類
- 思い出の品(写真・アルバム)。濡れると復元できません
- ポータブル電源・モバイルバッテリー
動かせないので、事前に手を打つもの
- エアコン室外機・給湯器(据付なので事前の嵩上げか、業者への相談)
- 分電盤・コンセント(浸かると復旧に電気工事が要ります)
車
水深30cmでマフラーが浸かってエンジンが止まり、ドアも開きにくくなります。動かすなら雨が強まる前です。
計算の根拠
- 想定浸水深は国土交通省「ハザードマップポータルサイト」の凡例に合わせています。自宅の値はお住まいの自治体のマップで確認してください。
- 1層あたりの高さは3mとして計算しています。実際の建物で変わります。
- 垂直避難の可否は、想定浸水深に安全余裕1mを足した高さが居室の床を超えるかで判定しています。
- 車の数値(30cmでエンジン停止、50cmで浮き始める)は一般的な乗用車の目安です。
- このツールは避難の判断そのものを代わりに行うものではありません。自治体の避難情報と現場の状況が最優先です。
停電したあとの3日間
台風の停電は、倒木や電柱の被害が広いほど長引きます。数時間で戻る地域もあれば、1週間を超えた例もあります。 最初の1日は冷蔵庫の中身を食べきることに使い、2日目からは照明とスマホに電気を回す。この切り替えを先に決めておくと、電源の容量で迷いません。 必要な容量はポータブル電源の計算ツールで、冷蔵庫あり/なしの両方を出して比べてください。
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よくある質問
- 養生テープを窓に貼ると割れませんか
- 割れるのは防げません。割れたときにガラスが飛び散る量を減らす効果です。飛来物を防ぐには雨戸かシャッターしかなく、無い窓は段ボールを内側から当てるほうが手早い。
- 浴槽の水は何に使いますか
- 断水時のトイレを流す水と、手洗い・洗い物です。飲み水には使いません。小さい子どもがいる家は、転落の危険があるので浴室の扉を閉めて鍵をかけてください。
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出典
- 国土交通省 ハザードマップポータルサイト
- 時系列の一覧は当サイトがまとめたものです。避難の判断は自治体の避難情報を優先してください
最終更新:2026年9月8日