台風・風
台風の「猛烈な」は風速何m/s?強い・非常に強い・猛烈の区分と風圧の倍率
更新 2026年10月19日
台風の強さの下限(最大風速・10分間平均)
強い
33m/s
非常に強い
44m/s
猛烈な
54m/s
気象庁の区分。33m/sを1としたときの風圧は約1.78倍・約2.68倍(当サイトの計算・概算)
ニュースで聞く「強い」「非常に強い」「猛烈な」は、気象庁が最大風速(10分間平均)で分けた言葉です。33m/s以上が「強い」、44m/s以上が「非常に強い」、54m/s以上が「猛烈な」で、17m/s以上33m/s未満の台風には強さの表現がつきません。 風が壁や窓を押す力は風速の2乗に比例するため、「強い」の下限33m/sから「猛烈な」の下限54m/sまで上がると、押す力は約2.68倍になります。
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強さの区分と風圧の倍率の早見表
| 表現 | 最大風速(下限) | 時速に直すと | 風圧(0.06×風速²) | 33m/sを1とすると |
|---|---|---|---|---|
| 表現なし(17〜33m/s未満) | 17m/s | 約61km | 約17kgf/m² | 約0.27倍 |
| 強い | 33m/s | 約119km | 約65kgf/m² | 1倍 |
| 非常に強い | 44m/s | 約158km | 約116kgf/m² | 約1.78倍 |
| 猛烈な | 54m/s | 約194km | 約175kgf/m² | 約2.68倍 |
風速の区分は気象庁の台風解説による値です。時速(風速×3.6)、風圧(0.06×風速²、常温の空気での概算)、倍率は当サイトの計算で、四捨五入しています。窓1枚にかかる力の計算は風速30mの風圧は1平方メートル何kgにまとめています。
「強さ」と「大きさ」は別の物差し
台風の「強さ」は中心付近の最大風速で、「大きさ」は風速15m/s以上の強風域の半径で決まります。強風域の半径が500km以上800km未満なら「大型」、800km以上なら「超大型」で、500km未満には大きさの表現がつきません。 「大型で非常に強い台風」のように、2つの表現が並ぶことがあります。
円の面積は半径の2乗に比例するので、半径500kmから800kmへ1.6倍になると、強風域の面積は約2.56倍です(当サイトの計算)。 大型ほど強い風が吹く範囲が広く、自分の地域が強風域に入っている時間も長くなりやすいと考えられます。強さの数字が小さくても、大きさの表現がついた台風では、風の吹く時間を長く見ておきます。
瞬間風速を足すと、窓にかかる力はさらに増える
区分の風速は10分間の平均で、窓を割るのは数秒の突風です。気象庁の説明では、瞬間風速は平均風速の1.5倍程度になることが多いとされています。 「強い」の下限33m/sなら瞬間風速は約50m/s、風圧は0.06×50²=150kgf/m²前後です。33m/sの平均風速で見ていた65kgf/m²の約2.3倍になります(当サイトの計算・概算)。 区分の数字だけで家の備えを決めると、実際の突風より軽く見積もることになります。
区分を聞いたときに決めておくこと
- 33m/s以上(強い)のとき。窓の外にある物は飛ぶ前提で、前日までに室内へ入れます。手順は台風の前日にやることにあります。
- 44m/s以上(非常に強い)のとき。風圧が33m/sの約1.78倍になるので、雨戸やシャッターのない窓は、カーテンを閉めて窓から離れた部屋で過ごします。
- 54m/s以上(猛烈な)のとき。風圧が約2.68倍になります。外に出ての作業は、台風が近づく前に終えます。
- 大型・超大型のとき。強風域に入る時間が長くなるので、停電が長引く前提で水・食料・携帯トイレの日数を多めに見ます。
風が強まる前にそろえるなら
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よくある質問
- 台風の「猛烈な」は風速何m/sですか
- 気象庁の区分では、最大風速(10分間平均)が54m/s以上の台風を「猛烈な」と表現します。44m/s以上54m/s未満が「非常に強い」、33m/s以上44m/s未満が「強い」です。
- 「大型」と「超大型」の台風は何が違いますか
- 大きさは、風速15m/s以上の強風域の半径で決まります。500km以上800km未満が「大型」、800km以上が「超大型」で、強さ(風速)とは別の物差しです。
- 台風の強さが上がると風の力はどれだけ増えますか
- 風が壁や窓を押す力は風速の2乗に比例します。当サイトの計算では、「強い」の下限33m/sを1とすると、「非常に強い」の下限44m/sは約1.78倍、「猛烈な」の下限54m/sは約2.68倍です。
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出典
- 気象庁「台風の大きさと強さ」:強さは最大風速33m/s以上・44m/s以上・54m/s以上、大きさは強風域の半径500km以上・800km以上
- 気象庁「風について」:瞬間風速は平均風速の1.5倍程度になることが多い
- 各区分の数値は検索結果で確認したもので、ページ本文の取得はできていません。時速・風圧・倍率・面積比は当サイトの計算(概算)です。詳しくは根拠ページ
最終更新:2026年10月19日