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台風・停電

台風の停電は何日続く?過去の実績と日数別に要るものの早見表

更新 2026年9月8日

過去の台風で99%が復旧するまで

2018年 台風21号(関西)

5日

2019年 台風15号(千葉)

約12日

2024年 台風10号(九州)

3日

高圧線の送電完了まで

関西電力・経済産業省・九州電力送配電の資料から。備えは3日を最低に、水とトイレは7日分

台風の停電は「数時間で戻る家」と「2週間戻らない家」が同じ県のなかに混ざります。2019年の台風15号では千葉県の停電が9月9日の63.2万戸から、1週間後の9月16日でも9.4万戸残りました。 99%が復旧するまでの時間は、2018年台風21号で約120時間、2019年台風15号で約280時間です。ここから備えは3日分を最低に、水と携帯トイレは7日分、電源は日数を決めてWhで計算という順番になります。

過去4回の大規模停電、戸数と復旧までの日数

災害発生日最大停電戸数99%復旧ほぼ全面復旧
2018年 台風21号(関西電力管内)9月4日延べ約220万軒(同時最大約168万軒)5日後9月20日(17日目)
2018年 北海道胆振東部地震9月6日 3時25分約295万戸(全域)約2日後—
2019年 台風15号(東京電力管内)9月9日約93.5万戸約280時間(約12日)後9月24日(16日目)
2024年 台風10号(九州電力管内)8月29日約26.3万戸(鹿児島22.5万戸)—9月1日夕方に高圧配電線の送電完了(4日目)

「—」は資料に該当の数字がないものです。北海道はブラックアウト後の約2日で約99%復旧(資源エネルギー庁)。台風21号は関西電力の検証委員会報告、台風15号は経済産業省の検証資料、台風10号は九州電力・九州電力送配電の振り返り資料から。

上陸日千葉 63.2万戸(9/9)3日後34.5万戸(9/12)1週間後9.4万戸(9/16)16日後ほぼ全面復旧(9/24)
2019年台風15号、千葉県の停電戸数の推移(経済産業省 電力レジリエンスWG資料)。1週間で残るのは1割ですが、その1割に自分の家が入るかは事前に分かりません

日数別に要るものの早見表(4人家族)

日数飲み水食事携帯トイレ電源(照明+スマホ2台)冷蔵庫を1日8時間足すと
3日36L(2L×18本)36食60回432Wh1,584Wh
7日84L(2L×42本)84食140回1,008Wh3,696Wh
14日168L(2L×84本)168食280回2,016Wh7,392Wh

当サイトの計算です。水3L・食事3食・トイレ5回を1人1日あたりで掛けています。電源はスマホ15W×2台×2時間+LED照明10W×6時間=120Wh/日に変換ロス2割を足した144Wh/日。冷蔵庫は400L級120Wの1/3が実効として8時間で320Wh/日。人数が違う家は人数の比で読み替えてください。

表の右2列を見ると、冷蔵庫を1週間動かすには3,696Whが要ります。家庭向けのポータブル電源は2,000Wh前後が上限なので、冷蔵庫は最初の1〜2日で中身を食べきる運用にして、以後は照明とスマホに絞るほうが現実に合います。 照明とスマホだけなら、3日で500Whクラス、7日で1,000Whクラス、14日で2,000Whクラスがそれぞれ収まります。

使う家電と日数を入れてWhを出す

使う家電の台数と、1日に使う時間を入れてください。

機器台数時間(h)
スマホ充電15W
LEDランタン・照明10W
冷蔵庫(400L級)120W
扇風機40W
電気毛布60W
ノートPC60W
テレビ(32型)60W
電気ケトル1200W
医療機器(CPAP等)40W

必要な容量(変換ロス2割込み)

432 Wh

市販の区分なら 512Wh クラス 以上が目安です。

1日あたり 120 Wh / 同時に使う最大の機器が 15W(定格出力がこれを下回る製品は動きません)

機器台数×時間1日の消費
スマホ充電2台 × 2h60 Wh
LEDランタン・照明1台 × 6h60 Wh
計算の根拠
  • 消費電力(W)は一般的な製品の目安です。実際の値は機器の銘板表示を確認してください。
  • 冷蔵庫はコンプレッサーが断続運転するため、定格の3分の1を実効値として計算しています。
  • ポータブル電源は表示容量の全部を取り出せません。変換ロスとして2割を上乗せしています。
  • 電気ケトルやドライヤーは起動時に大きな電力が要ります。容量が足りていても、定格出力が足りないと動きません。
  • 医療機器は機種による差が大きく、この数値では判断できません。必ず取扱説明書と主治医の指示に従ってください。

この日数で電源を選ぶとき、見る数字は4つ

  1. 容量(Wh)。上の表の日数に合わせます。3日なら432Wh、7日なら1,008Whが照明とスマホ2台の計算値です。
  2. 定格出力(W)。同時に使う機器のいちばん大きいWを下回る製品は動きません。電気ケトル1,200Wを使うなら1,500W以上です。
  3. 電池の種類。リン酸鉄リチウムは充放電の回数が多く、置いたまま年に数回しか使わない用途に向きます。
  4. 重さ。2階に運ぶか、車に積むか。2,000Whクラスは18kg前後で、片手では持てません。

日数に合う容量(Jackery公式)

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  • Jackery Explorer 500 New

    512Wh/定格500W/リン酸鉄/5.7kg。照明+スマホ2台で3日分(432Wh)

    47,840円(1Whあたり約93円)

    公式サイトで見る
  • Jackery Explorer 1000 New V3

    1,024Wh/定格1,500W/リン酸鉄/約10.6kg。照明+スマホ2台で7日分(1,008Wh)

    72,468円(1Whあたり約71円)

    公式サイトで見る
  • Jackery Explorer 2000 New

    2,042Wh/定格2,200W/リン酸鉄/17.9kg。照明+スマホ2台で14日分(2,016Wh)、または冷蔵庫8時間込みで3日分

    113,292円(1Whあたり約55円)

    公式サイトで見る

価格は2026年9月8日時点の販売ページの表示。変動するため購入前に販売ページで確認してください。Wh数は当サイトの計算値との対応です。価格は2026年9月8日時点の公式サイト表示。

1週間残る1割の家は、どこで決まるか

経済産業省の検証資料は、台風15号で復旧が長引いた理由に大規模な倒木と土砂崩れによる復旧困難箇所、低圧線や引込線の障害を挙げています。 高圧線が直っても、自分の家につながる引込線が切れていれば、その1軒だけ停電が続きます。関西電力の報告でも、一部は復旧に2週間以上を要したと記されています。

復旧の順番は変電所から高圧線、低圧線、引込線の順です。山あいや樹木の多い住宅地ほど後ろに回ります。自分の家がどこに入るかは事前に分かりません。だから3日分は全世帯で、7日分は樹木や電柱の被害が出やすい地域で、という日数の分け方になります。

停電が「1日で戻った」台風と「16日かかった」台風の違い

2018年台風21号は同時最大約168万軒と戸数では台風15号の倍近くでしたが、1日後に約81%、3日後に約95%、5日後に約99%が復旧しています。 2019年台風15号は最大約93.5万戸で戸数は少ないのに、99%までに約280時間かかりました。戸数の多さと日数の長さは別の話で、電柱の倒壊や倒木の本数のほうが日数を決めます。

2024年台風10号は鹿児島県枕崎で最大瞬間風速51.5m/sを記録し、最大約26.3万戸が停電しましたが、9月1日夕方には高圧配電線の送電が完了しています。 2018年北海道のブラックアウトは地震による発電所の停止が原因で、送電設備が無事だったため約2日で約99%が復旧しました。同じ「大停電」でも、設備が壊れた停電のほうが長引きます。

日数が決まったら

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検索結果のページへ移動します。価格と在庫は各ショップで確認してください。

停電の日数から容量を決めたら

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1週間の停電を見るなら、ソーラーパネルで足せる機種かどうかも確認してください。

よくある質問

台風の停電は何日続きますか
2018年台風21号の関西電力管内は5日で99%が復旧し、全面復旧は17日目でした。2019年台風15号の千葉県は99%復旧まで約280時間(約12日)、ほぼ全面復旧が16日目です。2024年台風10号の九州は3日で高圧線の送電を終えています。大半の家は2〜5日、被害の大きい地域は2週間と考えてください。
停電に備えるなら何日分ですか
過去の台風で99%が復旧するまでの日数が2〜12日なので、3日分を最低に、水と携帯トイレは1週間分を目安にします。電源は照明とスマホ2台なら3日で432Wh、7日で1,008Whです。
停電中に冷蔵庫はどうしますか
400L級を1日8時間動かすと1日320Wh要り、3日で1,584Whになります。1週間つなぐ容量は家庭用のポータブル電源では届かないので、最初の1〜2日で中身を食べきり、以後は照明とスマホに電気を回します。

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出典

最終更新:2026年9月8日