停電
停電で電気ケトルはポータブル電源で何回お湯を沸かせる?1Lと500mlで計算【2026年】
更新 2026年10月8日
断水や停電の中で、カップ麺やアルファ米、粉ミルクのためにお湯を沸かしたい家庭向けの記事です。 水の比熱から1回分の電力量を出し、Jackeryの3機種で何回沸かせるかを計算しました。 迷ったときは、1Lを沸かすなら1,024Whの機種で約9回が目安です。スマホや照明も同じ電源でまかなうなら、1,024Whを選びます。
Jackeryの価格と在庫を見る
PR- Jackery公式サイトで見る
Jackery(ジャクリ)ポータブル電源
512Wh〜2,042Whまで容量を選べる。停電時のスマホ・照明・冷蔵庫の電源に
電気ケトルで水1Lを20℃から100℃にする電力量
熱量の理論値
約93Wh
1,000g×4.184J×80℃÷3,600
変換ロス込み(1回)
約112Wh
93.0×1.2
1,024Whで沸かせる回数
約9.2回
1,024÷111.6
水の比熱(約4.184J/g・℃)から出した当サイトの計算で、概算です。×1.2は当サイトの変換ロス係数です。ケトル本体から逃げる熱は含まないため、実際はこの数字よりやや多くなります。
計算式は水の量(g)× 4.184J × 温度差(℃)÷ 3,600 = 必要な電力量(Wh)です。3,600は1Whを秒とジュールに直す係数で、1Wh=3,600Jにあたります。 これに変換ロス2割の見込み(×1.2)をかけると、電源の容量から引かれる量になります。1.2は当サイトの概算の係数です。 ケトルの容器や周囲に逃げる熱は含まれていないので、表の回数は「多めに見積もった上限に近い数字」として読んでください。
水量と水温別:電気ケトルを何回使えるかの早見表
並べた基準は「水の量」「水温」「Jackery公式サイトの容量」です。夏は水温20℃、冬は5℃から100℃まで沸かす場合で、小数第1位までで示しています。
| 条件 | 1回の必要量 | 500 New(512Wh) | 1000 New V3(1,024Wh) | 2000 New(2,042Wh) |
|---|---|---|---|---|
| 500ml・水温20℃ | 約56Wh | 約9.2回 | 約18.4回 | 約36.6回 |
| 500ml・水温5℃ | 約66Wh | 約7.7回 | 約15.5回 | 約30.8回 |
| 1L・水温20℃ | 約112Wh | 約4.6回 | 約9.2回 | 約18.3回 |
| 1L・水温5℃ | 約133Wh | 約3.9回 | 約7.7回 | 約15.4回 |
当サイトの計算(概算)です。電気ケトル以外の電気は含みません。機種の容量はJackery公式サイトの表示です。
容量より先に見る数字は、ケトルの定格消費電力
上の表は、使える回数、つまり容量(Wh)の話です。もう1つ、電源の定格出力(W)がケトルの消費電力を上回っているかも確認します。 ケトルは1.2Lタイプで約1,000〜1,500Wと説明するメーカーの解説があり、出力が足りない電源では動きません。 型番ごとの値は、ケトルの銘板か取扱説明書にある消費電力(W)を、電源の公式仕様の定格出力と見比べて確認します。
使う家電の台数と、1日に使う時間を入れてください。
必要な容量(変換ロス2割込み)
864 Wh
市販の区分なら 1000Wh クラス 以上が目安です。
1日あたり 240 Wh / 同時に使う最大の機器が 15W(定格出力がこれを下回る製品は動きません)
| 機器 | 台数×時間 | 1日の消費 |
|---|---|---|
| スマホ充電 | 4台 × 2h | 120 Wh |
| LEDランタン・照明 | 2台 × 6h | 120 Wh |
計算の根拠
- 消費電力(W)は一般的な製品の目安です。実際の値は機器の銘板表示を確認してください。
- 冷蔵庫はコンプレッサーが断続運転するため、定格の3分の1を実効値として計算しています。
- ポータブル電源は表示容量の全部を取り出せません。変換ロスとして2割を上乗せしています。
- 電気ケトルやドライヤーは起動時に大きな電力が要ります。容量が足りていても、定格出力が足りないと動きません。
- 医療機器は機種による差が大きく、この数値では判断できません。必ず取扱説明書と主治医の指示に従ってください。
必要な分だけ沸かすと、1,024Whで約18回に増える
水温20℃の場合、1L沸かすと約112Whで9.2回、500mlなら約56Whで18.4回です。同じ容量で、回数が2倍になります。 カップ麺1個に必要な湯量を量って、その分だけ沸かすと、容量の減りは小さくなります。 湯を沸かすための水そのものが足りない場合は、4人家族の1週間分の水の記事で人数から必要量を出せます。
3機種の容量と価格(Jackery公式サイトの表示)
基準は「容量(Wh)」と「価格」です。表示は2026年9月8日時点で、購入前に公式サイトで確認してください。
Jackery公式サイトの表示
PR- 公式サイトで見る
Jackery Explorer 500 New
512Wh
47,840円(1Whあたり約93円)
- 公式サイトで見る
Jackery Explorer 1000 New V3
1,024Wh
72,468円(1Whあたり約71円)
- 公式サイトで見る
Jackery Explorer 2000 New
2,042Wh
113,292円(1Whあたり約55円)
価格は2026年9月8日時点の販売ページの表示。変動するため購入前に販売ページで確認してください。価格は変動するため、購入前に公式サイトで確認してください。
Jackeryの価格と在庫を見る
PR- Jackery公式サイトで見る
Jackery(ジャクリ)ポータブル電源
512Wh〜2,042Whまで容量を選べる。停電時のスマホ・照明・冷蔵庫の電源に
向いている人:お湯を数回沸かしてスマホを充電する程度なら500 New、1日数回のお湯を1週間続けて他の機器も足すなら1000 New V3、冷蔵庫まで含めるなら2000 Newです。 同じ容量帯はBLUETTIとDabbssonにもあります。定格出力も含めて、公式サイトで見比べます。
同じ容量帯を見比べる
PR- BLUETTI公式サイトで見る
BLUETTI ポータブル電源
大容量モデルと拡張バッテリーのラインナップ。長い停電への備えに
- Dabbsson公式サイトで見る
Dabbsson ポータブル電源
大容量で持ち運べる据え置き型。家族分の数日の停電に
電源を選ぶ前に見る4つの数字
- ケトルの定格消費電力(W)。電源の定格出力に収まるかを、両方の仕様で確認します。
- 1回に沸かす水の量(ml)。500mlと1Lで、必要な電力量は約2倍変わります。
- 水温。5℃と20℃では、必要な電力量が約19%違います。
- 同じ電源から使う他の機器。スマホや照明を足した合計Whで、512Wh・1,024Wh・2,042Whのどれかを選びます。
お湯で戻せる非常食を、電源とセットで置く
ケトルで沸かしたお湯の使い道として、アルファ米があります。 アルファー食品の安心米は、9食セットが4,536円、18食セットが9,342円の表示です(ブリーフ記載の値)。 1週間分の食事数は非常食1週間分の数量の記事で計算しています。
アルファー食品の安心米を見る
PR- 公式ショップで見る
アルファー食品 安心米(アルファ米)
お湯や水を注ぐだけで食べられるご飯。長期保存の非常食の定番
お湯を使う道具が決まったら
PRワットモニター
ケトルの実際のW数と、1回に使うWhを測れます
検索語「ワットモニター 家庭用 コンセント」
低消費電力の電気ケトル
W数が小さいほど、出力の小さい電源でも動かせます
検索語「電気ケトル 600ml 800W 小型」
検索結果のページへ移動します。価格と在庫は各ショップで確認してください。
よくある質問
- 停電中にポータブル電源で電気ケトルは何回お湯を沸かせますか
- 1Lを20℃から100℃まで沸かす熱量は約93Whで、変換ロス2割を見込むと約112Whです。512Whの機種で4.6回、1,024Whの機種で9.2回、2,042Whの機種で18.3回です。500mlなら約56Whで、それぞれ9.2回、18.4回、36.6回です。水の比熱から出した当サイトの概算で、ケトル本体から逃げる熱の分は含みません。
- 冬は電気ケトルの電気を多く使いますか
- 水温が5℃のとき、1Lを100℃にする熱量は約110Whで、20℃のときの約93Whより約19%増えます。変換ロスを入れると約133Whで、1,024Whの機種では7.7回です。必要な量だけ沸かすと、回数をより多く確保できます。
- 電気ケトルをポータブル電源につなぐ前に何を確認しますか
- ケトルの定格消費電力(W)と、電源の定格出力(W)です。ケトルは1,000〜1,500W級の機種が多いため、出力が足りないと動きません。容量(Wh)が十分でも、出力が下回れば使えません。ケトルの銘板か取扱説明書と、電源の公式仕様を見比べます。
関連する記事
出典
- 水の比熱(約4.184J/g・℃):物理定数。Web検索の結果で確認しました。WebFetchは使えず、各ページ本文は直接確認できていません。
- ケトルの消費電力の目安(1.2Lタイプで約1,000〜1,500W):Anker Japanの解説記事(www.ankerjapan.com/blogs/magazine/electric-kettle-power)。Web検索の結果で確認しました。
- 変換ロス約2割の考え方:Jackery公式ブログ(www.jackery.jp/blogs/power-station/boil-water-with-portable-power-station)。Web検索の結果で確認しました。
- Jackery公式サイト(www.jackery.jp)500 New・1000 New V3・2000 Newの価格と容量の表示(2026年9月8日時点)。今回は公式サイトへ直接アクセスして再確認していません。
- アルファー食品公式サイト(www.alpha-online.jp)安心米9食4,536円・18食9,342円の表示(ブリーフ記載の値)。今回は直接再確認していません。
- 早見表・結論カードは当サイトの計算(概算)です。変換ロス2割(×1.2)は当サイトの係数です。詳しくは根拠ページ
最終更新:2026年10月8日