浸水対策
土のうは何個必要?玄関の幅×高さで数える早見表
更新 2026年9月8日
玄関幅1mに積むなら(約20kgの土のう)
1段・約12cm
3袋
約60kg
2段・約25cm
6袋
約120kg
3段・約37cm
9袋
約180kg
3袋で幅1m、1段12cm、2段25cm(松山市)から当サイトが計算。3段の高さは推定
計算式は幅(m)× 3袋 × 段数です。松山市の資料では約20kgの土のう3袋で幅1m程度、1段で高さ12cm程度、2段で25cm程度になります。 幅1mの玄関を2段で守るなら6袋、重さは約120kgです。1袋20kgを6回運ぶ作業になるので、雨が強まる前に済ませておく必要があります。
先に買う物を見ておくなら
PR吸水土のう
保管は薄く、使うと20kg前後になります
検索語「吸水土のう 10枚 玄関」
止水板
30cmを超える想定ならこちら
検索語「止水板 玄関 簡易」
検索結果のページへ移動します。価格と在庫は各ショップで確認してください。
幅×高さの早見表(約20kgの土のう・当サイトの計算)
| 開口部の幅 | 1段(約12cm) | 2段(約25cm) | 3段(約37cm) | 3段の重さ |
|---|---|---|---|---|
| 玄関 80cm | 3袋 | 6袋 | 9袋 | 約180kg |
| 玄関 90cm | 3袋 | 6袋 | 9袋 | 約180kg |
| 玄関 1m | 3袋 | 6袋 | 9袋 | 約180kg |
| 掃き出し窓 1.8m | 6袋 | 12袋 | 18袋 | 約360kg |
| 車庫 2.5m | 8袋 | 16袋 | 24袋 | 約480kg |
| 車庫 3m | 9袋 | 18袋 | 27袋 | 約540kg |
袋数は幅×3を切り上げ。3段の高さは1段12cm・2段25cmからの当サイトの推定です。自治体が配る5〜10kgの小さい土のうは、江戸川区の案内で1mあたり5〜6袋、1段約10cmになり、袋数はこの表の約2倍です。
自治体の上限10袋を、どの開口部に使うか
浦安市の土のうステーションは1世帯10個まで、仙台市の配布は1軒10袋までです。10袋で守れるのは、幅1mの玄関を2段(6袋)と、幅80cmの勝手口を1段(3袋)で、残りは1袋。 掃き出し窓と車庫まで全部は届かないので、水が入りやすい低い側の開口部から順に割り当てる形になります。
積み方は自治体の資料どおりに
- 1段目は閉じ口を建物側に向け、3分の1程度重ねて置く(松山市)。閉じ口が水側を向くと、そこから水が入ります。
- 踏んで中の砂をならし、袋どうしのすき間をなくす(松山市)。袋が丸いままだと、下に水の通り道が残ります。
- 2段目以上は下の段の真上ではなく、半分ずらして置く(松山市・岩沼市)。レンガの壁と同じ互い違いで、継ぎ目が上下で重ならないようにします。ずらす分、端に半袋分の空きができるので、袋数は早見表より1袋多く見ておくと足ります。
- ブルーシートで土のうごと包み、上に重しを載せる(浦安市)。シートを玄関の床に先に敷き、土のうを並べてから包み込む順番です。
自宅の想定浸水深と、土のうで足りる範囲
この条件だと
床下浸水の範囲
上の階へ避難すれば水に届きません(2階以上へ)
停電でエレベーターと水道が止まり、外に出られない日が続く前提で備えてください。
動かせないので、事前に手を打つもの
- エアコン室外機・給湯器(据付なので事前の嵩上げか、業者への相談)
- 分電盤・コンセント(浸かると復旧に電気工事が要ります)
車
水深30cmでマフラーが浸かってエンジンが止まり、ドアも開きにくくなります。動かすなら雨が強まる前です。
計算の根拠
- 想定浸水深は国土交通省「ハザードマップポータルサイト」の凡例に合わせています。自宅の値はお住まいの自治体のマップで確認してください。
- 1層あたりの高さは3mとして計算しています。実際の建物で変わります。
- 垂直避難の可否は、想定浸水深に安全余裕1mを足した高さが居室の床を超えるかで判定しています。
- 車の数値(30cmでエンジン停止、50cmで浮き始める)は一般的な乗用車の目安です。
- このツールは避難の判断そのものを代わりに行うものではありません。自治体の避難情報と現場の状況が最優先です。
この袋数で土のうを用意するとき、見る数字は3つ
- 袋の寸法。市販の標準品は48cm×62cm(萩原工業の表示)で、松山市の「3袋で幅1m」はこの大きさに砂を入れた前提です。小さい袋を買うと1mあたりの袋数が増えます。
- 1袋の重さ。砂を入れると約20kg、自治体配布のものは5〜15kg(江戸川区・浦安市・仙台市)です。運ぶ人の体力と往復回数で、2段までにするか3段まで積むかが決まります。
- 保管場所。土のう袋は紫外線に弱く、仙台市は日光を避けて保管するよう案内しています。ひたちなか市はすのこかパレットの上に置き、ブルーシートをかぶせる方法を示しています。
吸水土のうとの比較:重さと保管が逆になる
| 項目 | 砂の土のう(約20kg) | 吸水土のう(座間市の提供品) |
|---|---|---|
| 使う前の重さ | 約20kg(砂を入れた状態) | 270g |
| 使うときの重さ | 約20kg | 20kg以上(水に浸して膨らませる) |
| 大きさ | 袋48cm×62cm、積んで1段約12cm | 40cm×36cm、厚さ1.5cm→吸水後15cm |
| 保管 | すのこの上、日光を避けて(仙台市・ひたちなか市) | 吸水前は厚さ1.5cmで棚に入る |
| 使用後 | 乾かして再利用(江戸川区・浦安市) | 天日干し1週間程度で脱水後、焼却処分(座間市) |
吸水土のうは水に浸すだけで立方体に膨らみ、270gから20kg以上になります(座間市)。玄関の下駄箱に10枚入る軽さと引き換えに、使うときに水が要ることと、使い終わったら捨てる前提になることが違いです。 膨らむまでの時間は製品ごとに差があるため、自治体の資料に数字はありません。買う製品の表示を確認してください。 マンションの玄関のように砂を置く場所がない家は吸水式、庭か車庫がある家は砂の土のうを乾かして繰り返し使う、という分け方になります。
土のうで防げるのは床下浸水まで
家庭で積める高さは、松山市の数字で2段25cm、3段でも37cm前後です。国土交通省「川の防災情報」の区分では、浸水深0〜0.5mが床下浸水、0.5〜1.0mが床上浸水にあたります。 つまり土のうが受け持てるのは床下浸水の範囲の、さらに下半分です。ハザードマップの想定浸水深が0.5mを超える家は、土のうを何袋積んでも高さが届きません。
同じ資料は、浸水深が膝の高さ(0.5m)以上になるとほとんどの人が避難困難だったと記しています。 土のうを積んでから水位を見て避難する順番は、0.5mに達した時点で外に出られなくなる順番と同じです。 想定浸水深が30cmを超える家は、玄関に取り付ける止水板を先に検討し、それでも0.5m以上なら2階への垂直避難で足りるかを土のうより先に決めておく必要があります。 上の計算ツールに自宅の想定浸水深を入れると、垂直避難が成り立つ家かどうかが出ます。
土のうステーション:取りに行ける自治体の例
- 江戸川区:区内47か所に設置。利用者の制限はなく自由に取り出せて、返却は不要。1袋は砂約5〜10kgで、出入口1mあたり5〜6袋、2段なら10袋程度と案内しています。
- 浦安市:市内11か所、24時間持ち出し可能で予約不要。1世帯10個まで。使用後は各家庭で保管して繰り返し使います。
- 仙台市:1袋10〜15kgを1軒10袋まで。下水道管理センターは事前連絡が要り、一部のコミュニティセンターは受付なしで持ち帰れます。事業所への配布はしていません。
- 座間市:吸水性土のうを1か所につき10枚まで提供。窓口での受け取りで、郵送はしていません。
- 藤沢市:住民向けに土のうを無料配布。車で取りに行くときは荷台に敷物を敷くよう案内しています。
どの自治体も上限は10袋前後です。早見表のとおり10袋で守れるのは玄関1か所に2段と勝手口1段までなので、車庫や掃き出し窓の分は自分で袋と砂を用意する計算になります。 ステーションの場所は台風の前日に混みます。予報が出た3〜5日前に取りに行き、玄関の脇に置いておくのが時系列に合います。
必要な袋数が決まったら
PR吸水土のう
保管は薄く、使うと20kg前後になります
検索語「吸水土のう 10枚 玄関」
止水板
30cmを超える想定ならこちら
検索語「止水板 玄関 簡易」
検索結果のページへ移動します。価格と在庫は各ショップで確認してください。
土のうで足りない浸水に備えるなら
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床上浸水は水災補償の対象。付いているかを確認できます
30cmを超える浸水は土のうでは止まりません。垂直避難と保険の確認に切り替えてください。
よくある質問
- 玄関に土のうは何個必要ですか
- 約20kgの土のうは3袋で幅1m、1段で高さ約12cmです(松山市)。幅1mの玄関なら1段3袋、2段(約25cm)で6袋、3段で9袋が目安です。
- 土のうはどこでもらえますか
- 土のうステーションを置く自治体があります。江戸川区は区内47か所、浦安市は11か所で24時間持ち出せて1世帯10個まで、仙台市は1軒10袋までです。設置の有無と上限は市区町村のサイトで確認してください。
- 土のうで床上浸水は防げますか
- 家庭で積める高さは2〜3段、25〜37cm前後です。国土交通省の区分では床下浸水が0〜0.5m、0.5m以上は避難が困難になるとされており、想定浸水深が0.5mに近い家は止水板か垂直避難の準備が要ります。
関連する記事
出典
- 松山市「土のうの積み方」(1袋約20kg、3袋で幅1m程度、1段12cm・2段25cm程度、3分の1重ね、2段目は半分ずらす)
- 岩沼市 土のうマニュアル(2段目・3段目は半分ずらして積む)
- ひたちなか市「効果的な土のうの使い方・保管方法」(すのこ・パレットの上に置きブルーシートをかぶせる)
- 江戸川区「土のうステーション」(47か所、砂約5〜10kg、1mあたり5〜6袋、1段約10cm)
- 浦安市「土のうステーション」(11か所、24時間、1世帯10個まで、ブルーシートで包む)
- 仙台市「土のうの配布を行っています」(1袋10〜15kg、1軒10袋まで、紫外線を避けて保管)
- 座間市「吸水性土のうの提供」(270g→20kg以上、40×36cm、厚さ1.5cm→15cm、天日干し1週間程度、1か所10枚まで)
- 藤沢市「土のうの配布について」
- 国土交通省 川の防災情報「浸水深と避難行動について」(床下浸水0〜0.5m、床上浸水0.5〜1.0m、0.5m以上で避難困難)
- 袋の寸法48cm×62cmは萩原工業「スーパー土のう」の製品表示です
- 早見表と3段の高さ、10袋の割り当ては当サイトの計算です。詳しくは根拠ページ
最終更新:2026年9月8日