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見積り

蓄電池の全負荷型と特定負荷型の違い|停電時にエアコンが使えるのはどっち

更新 2026年10月1日

蓄電池の見積りを取ると、必ず「全負荷型にしますか、特定負荷型にしますか」と聞かれます。夏の停電でエアコンを回したい家庭なら、200V対応の全負荷型が候補で、価格は同じ容量でおよそ20〜40万円高い目安です。 この記事では、停電時に使える範囲、100V/200Vの違い、価格差、必要な容量の出し方、見積りの取り方をまとめました。

全負荷型と特定負荷型の結論

全負荷型の停電時

家全体

200V対応ならエアコン・IHも使える

特定負荷型の停電時

選んだ回路だけ

多くは100V回路のみ

価格差(9〜10kWh帯)

約20〜40万円

全負荷型が高い目安。解説により幅あり

使える範囲と価格差は、各社の解説記事(ソーラーパートナーズほか)をWeb検索で確認した目安です(2026年10月1日)。機種で変わるため、見積りで確認してください。

迷ったときは、停電時に動かしたい機器に200Vのものがあるかで分かれます。エアコン・IHクッキングヒーター・エコキュートを動かすなら全負荷型(200V対応)、照明・冷蔵庫・スマホ・テレビなど100Vの機器で足りるなら特定負荷型で費用を抑えられます。 どちらの場合も、同じ条件で複数社の見積りを並べるのが近道です。

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違いの一覧:停電時の範囲・電圧・価格

全負荷型特定負荷型
停電時に使える範囲家全体のコンセント・照明・家電あらかじめ選んだ回路・機器だけ
200V機器200V対応の機種ならエアコン・IH・エコキュートも使える多くは100V回路のみで、200V機器は対象外のことが多い
9〜10kWh帯の相場155万〜270万円150万〜242万円
価格差の目安全負荷型が20〜40万円高い(10万〜30万円とする解説もあり、機種で幅)
向く家在宅時間が長い・夏冬の停電でも普段に近い暮らしをしたい冷蔵庫・照明・通信など必要な機器が絞れている

各社の解説記事の目安をWeb検索で確認(2026年10月1日)。相場は容量・メーカー・工事内容で変わります。「向く家」は、上記の使える範囲からの当サイトの見立てです。

エアコンを使う場合、容量はどう変わるか

エアコンを使うかどうかで、必要な蓄電容量と出力が大きく変わります。計算は消費電力(W)×使う時間(h)=必要なWhです。 たとえば、仮に消費電力が500Wのエアコンを夜の8時間使うなら、500W×8時間=4,000Wh(4kWh)です(当サイトの計算例で、実際の消費電力は機種と室温で変わります)。照明・冷蔵庫・スマホの分を足すと、5kWh台の蓄電池では1晩で余裕が小さくなります。

容量だけでなく、出力(kW)も確認します。全負荷型では3kW以上、エアコンなど複数の家電を同時に使うなら5kW以上の出力が目安として紹介されています。出力が足りないと、容量が残っていても同時に動かせる機器が限られます。

容量別の持ち時間は、家庭用蓄電池は何kWhで何日もつ?の早見表が参考になります。太陽光とのつながり方は、太陽光に蓄電池を後付けする費用と流れで解説しています。

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住宅用の太陽光発電・蓄電池の見積りを無料で依頼できるサイトです。見積りの依頼時に、全負荷型と特定負荷型の両方で出してもらうと、同じ容量での差額を自宅の条件で確かめられます。 向いている人:まず全国の相場感をつかみ、型ごとの差額を比べたい家庭です。

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首都圏の東京ガス供給エリア向けに、太陽光発電と蓄電池の無料相談を受け付けています。窓口を1社にまとめたい場合の選択肢です。 向いている人:東京ガスの供給エリアに住み、停電時にどの回路を残すかを1社と相談したい家庭です。

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見積り前に、停電時に使う機器と時間を決める

下の計算ツールで、停電時に使う機器と日数からWhを出します。エアコンなど入力欄にない機器は、定格消費電力(W)×時間で別に足します。

使う家電の台数と、1日に使う時間を入れてください。

機器台数時間(h)
スマホ充電15W
LEDランタン・照明10W
冷蔵庫(400L級)120W
扇風機40W
電気毛布60W
ノートPC60W
テレビ(32型)60W
電気ケトル1200W
医療機器(CPAP等)40W

必要な容量(変換ロス2割込み)

324 Wh

市販の区分なら 512Wh クラス 以上が目安です。

1日あたり 270 Wh / 同時に使う最大の機器が 15W(定格出力がこれを下回る製品は動きません)

機器台数×時間1日の消費
スマホ充電3台 × 2h90 Wh
LEDランタン・照明3台 × 6h180 Wh
計算の根拠
  • 消費電力(W)は一般的な製品の目安です。実際の値は機器の銘板表示を確認してください。
  • 冷蔵庫はコンプレッサーが断続運転するため、定格の3分の1を実効値として計算しています。
  • ポータブル電源は表示容量の全部を取り出せません。変換ロスとして2割を上乗せしています。
  • 電気ケトルやドライヤーは起動時に大きな電力が要ります。容量が足りていても、定格出力が足りないと動きません。
  • 医療機器は機種による差が大きく、この数値では判断できません。必ず取扱説明書と主治医の指示に従ってください。

出たWhにエアコンの分を足し、1,000で割るとkWhです。この値が蓄電池の容量の目安になり、200V機器が含まれるなら全負荷型、含まれないなら特定負荷型を比べる、という順で見積りの条件を決めます。

見積りを見るときの3点

  1. 停電時に使える回路の一覧。特定負荷型は、どの部屋のどのコンセントが対象かを図面で確認します。
  2. 200V対応と出力(kW)。エアコンを使うなら、対象機種が200V対応か、同時に動かせる出力かを聞きます。
  3. 型ごとの差額。同じ容量で全負荷型・特定負荷型の両方を出してもらい、差額を比べます。

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よくある質問

蓄電池の全負荷型と特定負荷型の違いは何ですか
全負荷型は停電時に家全体へ給電でき、200V対応の機種ならエアコン・IH・エコキュートも使えます。特定負荷型はあらかじめ選んだ回路だけに給電し、多くは100V回路のみです。
全負荷型と特定負荷型の価格差はどのくらいですか
9〜10kWh帯の相場は全負荷型が155万〜270万円、特定負荷型が150万〜242万円とされ、全負荷型が20〜40万円高い目安です。解説ごとに10万〜30万円とする記事もあり、同容量でも機種で幅があります。
停電時にエアコンを使いたい場合はどちらを選びますか
エアコンを家全体の複数台で使いたいなら、200V対応の全負荷型が候補です。特定負荷型でも、バックアップ回路にエアコンを含められる機種があるため、見積りの段階で対象の回路と機器を確認します。

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出典

最終更新:2026年10月1日