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竜巻・突風

竜巻のJEF0〜5は風速何m/s?階級別の風速と窓にかかる力の早見表

更新 2026年10月20日

JEFスケールの風速(3秒平均)

JEF0

25〜38m/s

JEF1

39〜52m/s

JEF3

67〜80m/s

気象庁の日本版改良藤田スケール。JEF2は53〜66m/s、JEF4は81〜94m/s、JEF5は95m/s以上

ニュースで「竜巻の強さはJEF1と推定」と言われても、風速が頭に浮かぶ人は多くありません。気象庁のJEFスケールは、JEF0〜JEF5の6段階で、JEF0が25〜38m/s、JEF1が39〜52m/sと、14m/s前後ずつ上がります。 風が面を押す力は風速の2乗で増えるので、JEF0の下限とJEF3の下限では、窓にかかる力が約7倍に開きます。

階級ごとの風速と被害の例

階級風速(3秒平均)被害の例(気象庁の資料から)
JEF025〜38m/s物置の横転、樹木の枝折れ
JEF139〜52m/s木造住宅の粘土瓦の浮き上がり、軽自動車の横転
JEF253〜66m/s木造住宅の小屋組の損壊、鉄筋コンクリート製電柱の折損
JEF367〜80m/s木造住宅の倒壊
JEF481〜94m/s工場や倉庫の大規模な庇の屋根ふき材の脱落
JEF595m/s以上低層鉄骨系プレハブ住宅の著しい変形や倒壊

被害の例は代表的なものの抜粋です。風速は風速計の実測ではなく、被害の状況から気象庁が推定した範囲です。

各階級の下限の風速で、窓にかかる力を計算する

階級の下限風圧(1m²)窓 1.8×1.2m(2.16m²)
JEF0(25m/s)約38kgf約81kgf
JEF1(39m/s)約91kgf約197kgf
JEF2(53m/s)約169kgf約364kgf
JEF3(67m/s)約269kgf約582kgf
JEF4(81m/s)約394kgf約850kgf
JEF5(95m/s)約542kgf約1,170kgf

当サイトの概算です。風が面を押す力を 0.06 × 風速² で計算しています(kgf/m²)。窓の形や風の当たり方による係数は掛けていません。竜巻は気圧の急な低下や飛来物も伴うため、実際の被害はこの数字だけでは決まりません。

JEF1の下限39m/sでも、幅1.8m×高さ1.2mの窓には約197kgfがかかる計算です。大人3人分を超える力が、ガラス1枚に集まります。 風が強まる前に雨戸やシャッターを閉め、閉められない窓には飛散防止フィルムを貼っておく理由は、この数字で見えてきます。

台風の風速と数字を並べて比べられない理由

台風の「猛烈な」は10分間平均の最大風速が54m/s以上という区分です。JEFスケールの風速は3秒平均で、平均する時間が短い分、同じ風でも数字は大きく出ます。 「台風の猛烈な風は54m/s、竜巻のJEF2は53〜66m/sだから同じ強さ」とは読めません。 当サイトの 台風の強さの区分 と、この表は、平均の取り方が違う別々のものさしです。

竜巻の前に、家でできる準備

竜巻は発生から数分で通り過ぎることが多く、台風のように前日から準備する時間がありません。窓の飛散防止フィルムとカーテンは、天気が穏やかな日のうちに済ませる準備です。 割れたガラスの破片から足を守るスリッパや厚手の靴を、寝室と玄関に1足ずつ置いておくと、突風のあとの片づけで怪我をしにくくなります。

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よくある質問

竜巻のJEF1は風速何m/sですか
気象庁の日本版改良藤田スケール(JEFスケール)では、JEF1は3秒平均の風速が39〜52m/sです。JEF0が25〜38m/s、JEF2が53〜66m/s、JEF3が67〜80m/s、JEF4が81〜94m/s、JEF5が95m/s以上です。
竜巻の風速は台風の風速と同じ基準ですか
同じ基準ではありません。台風の「猛烈な」などの区分は10分間平均の最大風速で、JEFスケールの風速は3秒平均です。平均する時間が短いほど数字は大きく出るため、m/sの数字をそのまま並べて比べることはできません。
JEFスケールの風速は誰がどう決めていますか
被害を調べた気象庁が、建物や樹木、車などの被害の状況から風速の範囲を推定して階級を決めます。風速計で直接測った値ではありません。2016年4月から突風調査に使われています。

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出典

最終更新:2026年10月20日