トイレ・衛生
災害時の生理用品は何枚?1周期で最大28個、日数別の早見表
更新 2026年10月19日
生理用品を1人1周期分で見ると
月経の日数
3〜7日
1日の使用個数(鳥取県の想定)
4個
1周期の上限の目安
28個
7日×4個
日数は日本産科婦人科学会の正常範囲、4個は鳥取県の備蓄計画の係数。28個は当サイトの計算(概算)
災害は月経の予定日を待ってくれません。避難所の備蓄は人数全体で計画されるので、必要な本人の手元には届くまで時間がかかることがあります。 月経の持続日数は3〜7日、鳥取県は1日4個で備蓄数を出しています。つまり1人1周期分は最大で7日×4個=28個です。
1日の個数×月経の日数で見る早見表
| 1日に使う個数 | 3日 | 5日 | 7日 |
|---|---|---|---|
| 3個 | 9個 | 15個 | 21個 |
| 4個(鳥取県の想定) | 12個 | 20個 | 28個 |
| 6個 | 18個 | 30個 | 42個 |
| 8個 | 24個 | 40個 | 56個 |
当サイトの計算です(1日の個数×月経の日数)。4個以外の行は、ふだんの使用量に合わせて読み替えるための例で、公的な基準ではありません。経血量は個人差が大きく、正常範囲は20〜140mlとされています。
家に女性が何人いるかで掛け算する
| 月経のある人数 | 5日×4個 | 7日×4個(上限) |
|---|---|---|
| 1人 | 20個 | 28個 |
| 2人 | 40個 | 56個 |
| 3人 | 60個 | 84個 |
| 4人 | 80個 | 112個 |
当サイトの計算です。家族の月経が同じ時期に重なるとは限らないので、重なった場合の最大数として見てください。
避難所の備蓄は1人あたり約0.2個で、手元の28個とは別の数字
鳥取県の連携備蓄の算出式は「避難者数×生理用品が必要な人の割合×1日の必要量×必要な日数」です。 割合は12〜50歳の女性110,779人÷県人口560,517人で約0.198、1日の必要量は4個、日数は7日÷28日=0.25とされています。 避難者2万4千人なら24,000×0.198×4×0.25=4,752個です。避難者1人あたりに直すと1日約0.2個になります。
この数字は、避難者全体のうち生理中の人が月に7日ぶんだけ使うという平均です。生理中の本人にとっての必要数は1日4個で、まったく別の物差しです。 避難所に備蓄があっても、全員に同じ製品が行き渡る計画ではありません。内閣府の取組指針も、備蓄チェックシートに生理用ナプキン(長時間用もあるとよい)、サニタリーショーツ、清浄綿を挙げています。
備蓄を選ぶとき、見る数字は4つ
- 1日の個数。上の表の行から、自分に近い個数を選びます。迷ったら、直近の月経で使った数を数えるのがいちばん確実です。
- 昼用と夜用の割合。避難所では寝返りを打ちにくく、長時間用が要る場面が増えます。夜用を全体の3割ほど混ぜる、といった決め方でかまいません。
- サニタリーショーツの枚数。内閣府のチェックシートにある品目です。2〜3枚あれば、洗えない日が続いても替えられます。
- ごみ袋と清浄綿。使用後の処理に袋が要ります。トイレの回数と合わせて数えると、袋が足りなくなりません。
月経周期25〜38日と、避難が14日続く場合
日本産科婦人科学会は月経周期の正常範囲を25〜38日(±6日以内)としています。周期の最短が25日なので、14日間の避難のあいだに月経が2回来ることはありません。14日までなら必要なのは1周期分(最大28個)です。 避難が1か月を超えると2回目が入りますが、その時期には支援物資や店舗の再開が進んでいることが多く、まず手元に1周期分があれば間に合います。
災害のストレスで周期が乱れることもあるため、予定日から数日ずれる前提で、予定日の1週間前から持ち出し袋に入れておくと確実です。ふだん使う製品を1箱多く買い、使った分だけ買い足すローリングストックなら、保管の手間もかかりません。
個数が決まったら
PR夜用のナプキン
長時間用は箱の個数で数量を合わせます
検索語「ナプキン 夜用 羽つき 30cm」
防災用のサニタリーショーツ
洗えない日が続く場合の替え用に
検索語「サニタリーショーツ 防災 使い捨て」
検索結果のページへ移動します。価格と在庫は各ショップで確認してください。
よくある質問
- 災害用の生理用品は何枚あれば足りますか
- 月経は3〜7日続くとされ、鳥取県の備蓄計画は1日4個で算出しています。最長の7日×4個で、1人1周期分は28個が上限の目安です。ふだん使っている量が多い人は、1日の個数に7を掛けてください。
- 避難が長引いたら何周期分いりますか
- 月経周期は25〜38日が正常範囲なので、14日間の避難で月経が来るのは最大1回です。1か月を超える見通しなら2周期分を考えますが、支援物資が届く時期でもあるため、まず1周期分を手元に置くのが現実的です。
- 避難所で生理用品はもらえますか
- 内閣府の資料は、避難所の備蓄品として生理用品を挙げ、配布は女性の担当者が行うとしています。ただし数量は自治体で違い、鳥取県の算出では避難者1人あたり1日約0.2個です。自分の体質に合う製品は自宅の備蓄でそろえておく必要があります。
関連する記事
出典
- 鳥取県「連携備蓄」(生理用品の算出式:別紙、平成30年10月1日時点のデータ)
- 内閣府男女共同参画局「男女共同参画の視点からの防災・復興の取組指針」関連資料(避難所チェックシート)
- 月経周期25〜38日、持続日数3〜7日、経血量20〜140mlは日本産科婦人科学会が示す正常範囲(学術誌記事の記載を参照。原典は同学会で確認してください)
- 早見表は当サイトの計算です。詳しくは根拠ページ
最終更新:2026年10月19日