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地震・住まい

築年数で木造の倒壊率はどう違う?熊本地震の益城町は28.2%・8.7%・2.2%

更新 2026年10月21日

益城町の木造住宅で倒壊・崩壊した割合

1981年5月以前

28.2%

759棟中214棟

1981年6月〜2000年5月

8.7%

877棟中76棟

2000年6月以降

2.2%

319棟中7棟

国土交通省の資料(日本建築学会の調査)にある暫定の数字です。倍率は当サイトの計算(概算)です

2016年の熊本地震では、益城町で震度7が2回観測されました。調査された木造住宅のうち、1981年5月以前の建物は28.2%(759棟中214棟)が倒壊・崩壊しています。 1981年6月から2000年5月は8.7%、2000年6月以降は2.2%で、1981年5月以前は2000年6月以降の約12.8倍(28.2÷2.2)です。自宅の建築時期から、どの行に当たるかを確認できます。

建築時期別の棟数と倒壊率

建築時期調査棟数倒壊・崩壊割合2000年6月以降との比
1981年5月以前759棟214棟28.2%約12.8倍
1981年6月〜2000年5月877棟76棟8.7%約4.0倍
2000年6月以降319棟7棟2.2%1倍

棟数と割合は国土交通省の資料にある数字で、2016年9月8日時点の暫定値です。「比」の列は当サイトの計算(概算)です。

倒壊した297棟の建築時期別の内訳214棟1981年5月以前76棟81年6月〜2000年5月7棟2000年6月以降
214+76+7=297棟。倒壊した木造の約72%(214÷297)が1981年5月以前の建物でした(当サイトの計算)

1981年と2000年に基準が変わった

表の区切りになっている1981年6月は、建築基準法の耐震基準が改められた日で、これ以前を旧耐震、以降を新耐震と呼びます。2000年6月にも木造の仕様が明確になり、接合部などの決まりが加わりました。 国土交通省は、2000年以前に建てた木造住宅について、リフォームの機会に接合部などの状況を確認することを勧めています。

新しい家でもゼロではない

2000年6月以降の建物でも、319棟のうち7棟が倒壊しています。割合は2.2%と小さくても、震度7が2回続く地震では、新しい家だから大丈夫とは言い切れません。 建物が残る場合でも、家具の転倒や窓ガラスの飛散で、避難の出口がふさがれることがあります。築年数に関わらず、寝室と通路の家具の固定は別に行います。

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自分の家の築年を確認するには

  1. 建築確認済証や検査済証。建築確認を受けた日が1981年5月31日以前か、2000年5月以前かを見ます。完成した年ではなく、確認を受けた日が基準です。
  2. 登記事項証明書。新築の年月が分かります。確認を受けた日はこの数か月前になるため、境目の年は書類で確かめます。
  3. 自治体の耐震診断。旧耐震や2000年以前の木造は、自治体の窓口で診断や補助制度の有無を確認します。

よくある質問

熊本地震の益城町で、旧耐震の木造住宅は何%が倒壊しましたか
日本建築学会の調査をもとにした国土交通省の資料では、1981年5月以前に建てられた木造は759棟中214棟、28.2%が倒壊・崩壊しました。1981年6月から2000年5月は877棟中76棟(8.7%)、2000年6月以降は319棟中7棟(2.2%)です。9月8日時点の暫定的な数字です。
1981年6月以降の家なら地震で倒壊しませんか
倒壊しないとは言えません。益城町では1981年6月から2000年5月の木造でも877棟中76棟(8.7%)、2000年6月以降でも319棟中7棟(2.2%)が倒壊しています。割合は大きく下がりますが、ゼロではありません。
築年数が古い家は何を確認すればよいですか
建築確認を受けた日が1981年5月以前か、2000年5月以前かを確認します。該当する場合は、自治体の耐震診断や補助制度の窓口に相談します。国土交通省は2000年以前の木造住宅について、リフォームの機会に接合部などの状況を確認することを勧めています。

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出典

最終更新:2026年10月21日