備蓄カルク

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救助と備蓄

72時間の壁とは?救助の生存率は当日80.5%、3日目21.8%の早見表

更新 2026年10月22日

救助された人の生存率(阪神・淡路大震災・神戸市消防局)

当日に救助

80.5%

3日目に救助

21.8%

72時間経過後

5.9%

宮城県の防災資料に載っている数字です。割合は当サイトで人数から計算し直して一致を確かめた概算です

「72時間の壁」は、救助された人のうち生存していた割合が、当日の80.5%から3日目の21.8%、72時間経過後の5.9%へ下がったというデータから来ています。 この記事では人数から割合を計算し直し、3日間をどう過ごすための備蓄が要るかを数字で並べます。

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救助日別の人数と生存率を計算し直す

救助された日救助された人数うち生存生存率
当日604人486人80.5%(486÷604)
2日目452人129人28.5%(129÷452)
3日目408人89人21.8%(89÷408)
72時間経過後—5.9%(5日目は5.8%)

宮城県の防災資料にある神戸市消防局の救助データを、当サイトが割り算で確かめたものです。72時間経過後の人数は資料の記載を確認できていないため、割合だけを載せています。集計元によって数字は異なり、別の記事では当日75%・翌日24%・3日目15%・4日目以降5%としているものもあります。

この数字から言えることと、言えないこと

表の割合は「その日に救助された人」の中の生存率で、「その日まで埋まっていた人」が助かる確率とは別のものです。 それでも、当日は604人中486人が生存、3日目は408人中89人と、救助が1日遅れるごとに生存者の割合が大きく下がることは読み取れます。 だから家の中では、まず倒れる物を減らし、閉じ込められたときに居場所を知らせる道具を寝る場所の近くに置くことが先になります。家具についてはマンションの階別の家具転倒割合で数字を並べています。

72時間は3日分。水と食事に直すと

72時間は3日です。水は東京都や札幌市の資料にある1人1日3Lの目安で計算すると、3日分で1人9L、4人家族なら36Lです。 食事は1日3食で1人9食になります。

人数水(3L×3日)食事(3食×3日)水(7日分)
1人9L9食21L
2人18L18食42L
3人27L27食63L
4人36L36食84L

1人1日3L・1日3食で掛け算した当サイトの計算(概算)です。人数ごとの7日分は4人家族の1週間の水などで詳しく見られます。

3日で足りるかは、助けが来る日数しだいで変わる

72時間は救助の目安の数字で、支援物資が届くまでの日数を決める数字ではありません。道路が止まる災害では、3日を超えて自宅や避難所で過ごす家庭も出ます。 広い被害が予想される南海トラフ地震を想定した1週間の備蓄は、別の記事で計算しています。 手元の数量は、下の計算ツールで人数と日数を入れると出せます。


2人・3日分に必要な量

飲料水

18 L

2Lペットボトル
9 本
6本入りケース
2 ケース
不足
—

携帯トイレ

30 回分

50回パック
1 パック
100回パック
1 パック
不足
—

食料

18 食

主食(ご飯・麺・パン)
18 食
主菜(肉・魚・豆)
12 食
副菜・汁物
9 食

そのほか

カセットボンベ 2 本

生活用水(目安)
60 L
20Lタンク換算
3 個
収納の目安
段ボール約 5 箱
計算の根拠
  • 飲料水:1人1日3L。内閣府「防災情報のページ」。乳児は調乳用に1日1Lを加算しています。
  • 日数:政府は最低3日分、南海トラフ級の想定では1週間以上を推奨。初期値は7日にしています。
  • 食料:1日3食×人数。農林水産省「家庭備蓄ガイド」の「できれば1週間分」に合わせています。
  • 携帯トイレ:5回×人数×日数。神奈川県の案内に基づきます。
  • 生活用水・カセットボンベ・収納箱数は資料の幅が大きいため、当サイトによる概算です。数値は目安として扱ってください。

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よくある質問

72時間の壁とは何ですか
阪神・淡路大震災で神戸市消防局が救助した人のデータから、救助された人の生存率が当日80.5%、2日目28.5%、3日目21.8%、72時間経過後5.9%と下がったことを指す言葉です。宮城県の防災資料にこの数字が載っています。
72時間の備蓄は何日分あればよいですか
72時間は3日です。水は1人1日3Lの目安で3日分なら9Lです。ただし支援物資が届くまでの日数は災害ごとに違うため、当サイトでは7日分も用意する考え方を紹介しています。
自力で動けないときは何を備えればよいですか
救助を待つ間に居場所を知らせる笛やライトを、寝る場所の近くに置いておく方法があります。水と食料は、手の届く範囲に置いたものから使えます。

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出典

最終更新:2026年10月22日