地震・家具
マンションは何階から家具が倒れる?階別の割合16.8%〜47.2%の早見表
更新 2026年10月22日
家具類の転倒・落下・移動が起きた割合(東日本大震災、都内)
1・2階
16.8%
6〜10階
31.9%
11階以上
47.2%
東京消防庁の調査。11階以上は1・2階の約2.8倍は当サイトの計算(概算)
東日本大震災のあと東京消防庁が都内で行ったアンケートでは、高層階ほど家具類の転倒・落下・移動が起きた割合が高くなりました。1・2階は16.8%、3〜5階は23.8%、6〜10階は31.9%、11階以上は47.2%です。11階以上の約半数、1・2階でも約6軒に1軒で、家具が倒れるか落ちるか動いていたことになります。
先に買う物を見ておくなら
PR家具の転倒防止(L字金具・ポール式)
壁や天井の下地に固定できるものを選びます
検索語「家具 転倒防止 L字金具 ポール式」
ストッパー式の転倒防止マット
ポール式と組み合わせると賃貸でも使えます
検索語「家具 転倒防止 ストッパー 粘着マット」
検索結果のページへ移動します。価格と在庫は各ショップで確認してください。
階別の割合と、1・2階との倍率
| 階 | 発生した割合 | 回答数(N) | 1・2階との倍率 | 発生した軒数(概算) |
|---|---|---|---|---|
| 1・2階 | 16.8% | 214 | 1倍 | 約36軒 |
| 3〜5階 | 23.8% | 202 | 約1.4倍 | 約48軒 |
| 6〜10階 | 31.9% | 204 | 約1.9倍 | 約65軒 |
| 11階以上 | 47.2% | 36 | 約2.8倍 | 約17軒 |
割合と回答数は東京消防庁(平成23年調べ)の公表値です。倍率と軒数は当サイトの計算(概算)で、倍率は各割合を16.8%で割り、軒数は割合に回答数を掛けています。4区分の合計は約166軒/656軒で、全体では約25%です。
表の読み方で気をつけたいのは、11階以上の回答数が36と少ないことです。47.2%は「約17軒が起きた」という数字で、ほかの階より誤差が大きくなります。 傾向としては、1・2階から11階以上まで、階が上がるごとに割合が上がっています。
階が上がると家具が動きやすくなる理由
東京消防庁は、高層階で家具の被害が多い背景のひとつに長周期地震動を挙げています。高層ビルは揺れの周期が長く、長周期地震動と共振しやすいためです。 階ごとの揺れの強さを階級で見る方法は、長周期地震動の階級1〜4の記事にまとめています。階級3で固定していない家具が移動し、階級4では大半が動くとされています。
ただし、1・2階が安全という表ではありません。同じ調査で16.8%、つまりおよそ6軒に1軒が被害を受けています。 また、東京消防庁は地震によるけが人の3〜5割が、屋内での家具類の転倒・落下・移動で負傷したとしています。階が低くても、寝ている場所に家具が倒れれば同じ被害になります。
固定する順番は、階ではなく置き場所で決める
- 寝る場所に倒れ込む家具。ベッドや布団の周りに背の高い棚やタンスがあれば、階に関係なく最初に固定します。
- 出入口と廊下をふさぐ家具。倒れて避難の道をふさぐ位置の棚を次に固定します。
- キャスター付きの家具。長周期地震動の階級2から動き出すとされるため、使わないときにストッパーをかけます。高層階では早めに手を付けます。
- 上に物を載せた家具。落下を防ぐため、上段に重い物を置かない配置に変えます。
固定の方法は、東京消防庁のリーフレットではL型金具などによるネジ固定が最も効果が高いとされています。取り付け先は、柱、間柱、胴縁などの壁の下地材です。 賃貸などで壁に傷をつけられない場合は、ストッパー式とポール式を組み合わせる方法が紹介されています。下地探知センサーや市販のプッシュピンで、下地の位置を確かめてから付けます。
震度ごとに家具がどう動くかは震度と家具の記事で計算しています。
固定する物が決まったら
PR家具の転倒防止(L字金具・ポール式)
壁や天井の下地に固定できるものを選びます
検索語「家具 転倒防止 L字金具 ポール式」
ストッパー式の転倒防止マット
ポール式と組み合わせると賃貸でも使えます
検索語「家具 転倒防止 ストッパー 粘着マット」
検索結果のページへ移動します。価格と在庫は各ショップで確認してください。
よくある質問
- マンションは何階から家具が倒れやすくなりますか
- 東日本大震災後の東京消防庁の都内アンケートでは、家具類の転倒・落下・移動が起きた割合は、1・2階が16.8%、3〜5階が23.8%、6〜10階が31.9%、11階以上が47.2%でした。階が上がるほど割合が高く、階ごとに区切って「ここから」と言える境目はありません。
- 低層階なら家具の固定は要りませんか
- 1・2階でも16.8%、およそ6軒に1軒で家具類の転倒・落下・移動が起きています。東京消防庁は、地震によるけが人の3〜5割が屋内の家具類の転倒・落下・移動で負傷したとしています。階にかかわらず、寝る場所の近くの家具は固定が必要です。
- 賃貸で壁に穴を開けられないときはどうしますか
- 東京消防庁のリーフレットは、L型金具などによるネジ固定が最も効果が高いとしています。傷をつけられない場合は、ストッパー式とポール式を組み合わせる方法が紹介されています。
関連する記事
出典
- 東京消防庁「高層階における危険 長周期地震動と家具転対策」(階が高いほど家具類の転倒・落下・移動の割合が高いこと)
- 東京消防庁「家具類の転倒・落下・移動防止対策ハンドブック」(けが人の3〜5割、L型金具の固定)。階別の割合(東京消防庁平成23年調べ)は、検索結果に表示された記載で確認しました。公式サイトの本文は取得できていません
- 倍率と軒数は当サイトの計算です。詳しくは根拠ページ
最終更新:2026年10月22日