停電・保冷剤
停電で冷蔵庫を守る保冷剤は何個?冷凍室の隙間から計算する
更新 2026年9月9日
冷凍室の隙間10Lを保冷剤で埋めるなら
冷蔵室(開けない)
2〜3時間
冷凍室(満杯)
半日〜1日
500gタイプなら
15個
350gタイプなら19個
家電メーカー各社の案内、日本冷凍食品協会の資料、当サイトの計算(保冷剤の外形寸法から算出した概算)
計算式は隙間の体積(L) ÷ 保冷剤1個の体積(L)です。500gタイプ(約0.70L)なら10Lの隙間で15個、350gタイプ(約0.55L)なら19個になります。 日本冷凍食品協会は冷凍室を8〜9割詰めることを勧めており、隙間を保冷剤で埋めるほど、保冷は「隙間が多い=数時間」から「満杯=半日〜1日」の側に近づきます。
隙間の広さ別・必要な個数の早見表
| 隙間の目安 | 350gタイプ(約0.55L) | 500gタイプ(約0.70L) |
|---|---|---|
| 5L | 10個 | 8個 |
| 10L | 19個 | 15個 |
| 20L | 37個 | 29個 |
| 30L | 55個 | 43個 |
当サイトの計算です。保冷剤の体積は外形寸法(350g:185×90×33mm、500g:約120×195×30mm、通販サイトの商品ページ表示)から算出した概算で、パッケージ同士の隙間や凹凸は含みません。実際の隙間の広さは、自宅の冷凍室を測って当ててください。
保冷剤で足りない分は電源で計算する
冷凍室を詰めても、停電が2日を超える見込みになると保冷剤だけでは足りません。保冷剤は停電中に凍らせ直せないため、そこから先は電源で冷蔵庫を回す時間に切り替えます。
使う家電の台数と、1日に使う時間を入れてください。
必要な容量(変換ロス2割込み)
528 Wh
市販の区分なら 700Wh クラス 以上が目安です。
1日あたり 440 Wh / 同時に使う最大の機器が 120W(定格出力がこれを下回る製品は動きません)
| 機器 | 台数×時間 | 1日の消費 |
|---|---|---|
| スマホ充電 | 2台 × 2h | 60 Wh |
| LEDランタン・照明 | 1台 × 6h | 60 Wh |
| 冷蔵庫(400L級) | 1台 × 8h | 320 Wh |
計算の根拠
- 消費電力(W)は一般的な製品の目安です。実際の値は機器の銘板表示を確認してください。
- 冷蔵庫はコンプレッサーが断続運転するため、定格の3分の1を実効値として計算しています。
- ポータブル電源は表示容量の全部を取り出せません。変換ロスとして2割を上乗せしています。
- 電気ケトルやドライヤーは起動時に大きな電力が要ります。容量が足りていても、定格出力が足りないと動きません。
- 医療機器は機種による差が大きく、この数値では判断できません。必ず取扱説明書と主治医の指示に従ってください。
この個数で保冷剤を選ぶとき、見る数字は3つ
- 保冷持続時間の表示。製品によって2時間程度から12時間程度まで差があります。同じ「保冷剤」でも数字が全く違うので、パッケージの表示を確認してから個数を数えます。
- 外形寸法。冷凍室の隙間の奥行きと高さに収まるサイズを選びます。500gタイプで大きな隙間を埋め、350gタイプで細かい隙間を詰めると、上の表より少ない個数で埋まることもあります。
- ハードタイプかソフトタイプか。ハードタイプは繰り返し使えて厚みがあり、ソフトタイプは隙間の形に合わせて変形しますが、袋が薄く破れやすいものがあります。
保冷剤は停電中に作れない
保冷剤は電気で凍らせるので、停電したあとに個数を増やすことはできません。台風や地震で停電すると分かってから買いに走っても、家の冷凍庫が止まっていれば凍らせられません。 上の表の個数は、停電が起こる前日までに冷凍室へ入れておく分です。
冷蔵室と冷凍室、置く場所で役目が違う
冷凍室の隙間を埋める分と、冷蔵室の上段に移す分は役目が違います。冷凍室の保冷剤は隙間をなくして庫内全体の温度上昇を遅らせる役目、冷蔵室の上段に移す保冷剤は、冷気が上から下へ落ちる性質を使って庫内の温度を均す役目です。 冷蔵室に何個置くかは、冷凍室で余った分を上段に回すという順番で考えると数えやすくなります。
自宅の冷凍室の隙間を測る手順
- 冷凍室の食品を出さずに、空いている場所の縦・横・奥行きをメジャーで測ります。
- 3辺をセンチで掛け合わせ、1,000で割るとリットルになります(例:20cm×15cm×10cm=3,000cm³=3L)。
- 隙間が複数箇所あれば、それぞれ測って合計します。合計が上の早見表の行に近ければ、個数もそのまま当てられます。
個数が決まったら
PR保冷剤(500gタイプ)
大きな隙間を少ない個数で埋めます
検索語「保冷剤 500g まとめ買い」
保冷剤(350gタイプ)
角の細かい隙間はこちらで詰めます
検索語「保冷剤 350g 小分け」
検索結果のページへ移動します。価格と在庫は各ショップで確認してください。
よくある質問
- 保冷剤は何個用意すればいいですか
- 決まった正解はありません。冷凍室の隙間の体積(L)を保冷剤1個の体積で割ると個数が出ます。500gタイプ(約0.70L)なら隙間10Lで15個、350gタイプ(約0.55L)なら19個です。日本冷凍食品協会は冷凍室を8〜9割詰めることを勧めています。
- 保冷剤1個の保冷時間はどれくらいですか
- 製品によって差が大きく、2時間程度のものから12時間程度もつハードタイプまであります。パッケージに表示された持続時間を確認してください。
- 保冷剤が足りなくなったらどうしますか
- 保冷剤は停電中に作れないため、足りない分は電源で補います。冷蔵庫は1日2回・3時間ずつ通電する運用なら400Wh前後で足ります。それ以上の日数はポータブル電源の計算ツールで容量を出してください。
電源に切り替えるなら(Jackery公式)
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Jackery Explorer 1000 New V3
1,024Wh/定格1,500W/リン酸鉄/約10.6kg。冷蔵庫を1日2回×3時間で2日分
72,468円(1Whあたり約71円)
価格は2026年9月9日時点の販売ページの表示。変動するため購入前に販売ページで確認してください。表示はセール価格の場合があります。
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出典
- 一般社団法人日本冷凍食品協会「冷凍庫内の冷凍食品の詰め方について」(2022年)
- 冷蔵室・冷凍室の保冷時間の目安は家電メーカー各社の停電時の案内によります(Panasonic「停電で冷蔵庫は何時間もつ?」等)。機種の取扱説明書を優先してください
- 保冷剤の外形寸法(350g・500gタイプ)は通販サイトの商品ページの表示によります。製品ごとに差があります
- 個数の計算は当サイトの概算です。詳しくは根拠ページ
最終更新:2026年9月9日