避難所・換気
避難所の換気は何回?1人30m³/hを部屋の広さと人数で換気回数に直す
更新 2026年10月21日
換気の目安(国・自治体の資料)
換気の頻度
1時間に2回以上
1人あたりの換気量
30m³/h
窓の開け方
対角線上の2か所
厚生労働省・鹿児島市などの資料から読み取った数字。換気回数への換算は当サイトの計算(概算)です
避難所の換気は、部屋にいる最大人数×30m³/hで必要な換気量を出し、部屋の容積で割ると1時間あたりの換気回数になります。 たとえば床面積20m²(天井2.7mで容積54m³)の部屋に4人いると、必要な換気量は120m³/h、換気回数は約2.2回/hです。 人数が増えるほど回数が増えるので、広さ別・人数別の早見表を作りました。
先に買う物を見ておくなら
PRサーキュレーター・小型扇風機
停電でも使えるよう、電池やバッテリーで動くかを確認します
検索語「サーキュレーター 小型 USB 充電式」
不織布マスク
換気をしても人が密集する場面に備える分
検索語「不織布マスク 個包装 50枚」
検索結果のページへ移動します。価格と在庫は各ショップで確認してください。
広さと人数で見る、必要な換気回数の早見表
| 床面積(容積) | 1人 | 2人 | 4人 | 10人 | 30人 |
|---|---|---|---|---|---|
| 10m²(27m³) | 1.1回/h | 2.2回/h | 4.4回/h | 11.1回/h | 33.3回/h |
| 20m²(54m³) | 0.6回/h | 1.1回/h | 2.2回/h | 5.6回/h | 16.7回/h |
| 50m²(135m³) | 0.2回/h | 0.4回/h | 0.9回/h | 2.2回/h | 6.7回/h |
| 100m²(270m³) | 0.1回/h | 0.2回/h | 0.4回/h | 1.1回/h | 3.3回/h |
当サイトの計算(概算)です。換気回数=人数×30m³/h÷(床面積×天井高2.7m)。天井高2.7mは換気量の計算例で使われている標準値で、実際の部屋とは違います。「回/h」は1時間に部屋の空気が入れ替わる回数です。
表を見ると、1人あたりの面積が小さいほど数字が跳ね上がります。10m²の部屋に10人いると11.1回/hで、窓を開けるだけでは足りない水準です。 一方、100m²に4人なら0.4回/hですが、30人入ると3.3回/hになります。人数の増減に合わせて窓を開ける頻度を変える必要があります。 これは換気量の考え方に沿った目安の数字で、実際の入れ替わりは窓の大きさや風の強さで変わります。
窓の開け方と頻度、資料にある数字
| 項目 | 資料にある内容 |
|---|---|
| 頻度 | 1時間に2回以上。目安は30分に1回以上、数分間、窓を全開にする(鹿児島市) |
| 窓の数 | 開ける窓は2方向。1方向しかないときはドアも開ける(鹿児島市) |
| 開ける位置 | 対角線上のドアや窓の2か所を開けると効果的(厚生労働省) |
| 窓が1つだけ | 部屋のドアを開け、扇風機を窓の外に向けて置く(厚生労働省) |
| 冬 | 下側と上側の窓を少しずつ開ける(大田区) |
「1時間に2回以上」は新型コロナ対応の時期に示された目安です。最新の運営方針は避難所ごとの案内を確認してください。窓の開口幅(cm)の目安は、確認できた資料に載っていないため書いていません。
機械換気がある建物では、換気扇や24時間換気を止めないことが前提です。厚生労働省の文書は、機械換気が十分でないときや人が多いときに、安全を確認したうえでドアや窓も開けるとしています。 自宅で在宅避難をする場合も、家族4人で20m²のリビングなら約2.2回/hの計算なので、30分に1回の窓開けを続ける形になります。
買う前に見る数字は3つ
- 電源の方式(電池・充電式・コンセント)。停電中の避難生活では、コンセント式のサーキュレーターは動きません。
- 羽根の直径とサイズ。窓の外へ向けて置く使い方なら、窓枠に収まる大きさかどうかが先です。
- 連続運転時間。充電式は商品ごとに表示が違います。1時間に2回の換気に合わせて、何時間もつかを仕様欄で確認します。
人数と部屋の広さが決まったら
PRサーキュレーター・小型扇風機
停電でも使えるよう、電池やバッテリーで動くかを確認します
検索語「サーキュレーター 小型 USB 充電式」
不織布マスク
換気をしても人が密集する場面に備える分
検索語「不織布マスク 個包装 50枚」
検索結果のページへ移動します。価格と在庫は各ショップで確認してください。
よくある質問
- 避難所の換気は1時間に何回が目安ですか
- 鹿児島市の資料は、厚生労働省・環境省の情報として1時間に2回以上の換気を挙げています。目安として30分に1回以上、数分間、窓を全開にする方法も示されています。開ける窓は2方向で、1方向しかないときはドアも開けます。
- 1人あたりの必要換気量はいくらですか
- 国の専門家会議の指針として、1人あたり30m³/hという数字が使われています。部屋にいる最大人数に30を掛けると、その部屋で1時間に必要な換気量(m³/h)の目安になります。
- 窓が1つしかない部屋はどうすればよいですか
- 厚生労働省の避難所向け文書は、窓が1つしかない場合は部屋のドアを開け、扇風機などを窓の外に向けて置く方法を示しています。対角線上にあるドアや窓を2か所開けると効果的だとされています。
関連する記事
出典
- 厚生労働省:避難所での換気(PDF):対角線上の2か所を開ける、窓が1つのときの扇風機の置き方
- 鹿児島市:換気の資料(PDF):1時間に2回以上、30分に1回以上、窓は2方向
- 大田区:避難所での環境衛生対策:冬は下側と上側の窓を少しずつ開ける
- 必要換気量の根拠(人数×30m³/h、換気回数は容積で割る)
- 換気回数の早見表は当サイトの計算です。詳しくは根拠ページ
最終更新:2026年10月21日