非常食・栄養
非常食の脂質は1日何g?目標量20〜30%を1食と1週間のgに直した早見表
更新 2026年10月24日
非常食の脂質の目安(1日2,000kcalの人・当サイトの概算)
1日
約44〜67g
2,000kcal × 20〜30% ÷ 9kcal/g
1食(3食で割る)
約15〜22g
約44〜67g ÷ 3食
1週間
約311〜467g
約44〜67g × 7日
脂質の目標量20〜30%エネルギーは日本人の食事摂取基準(2025年版)の値です。kcalをgに直す計算と日数ごとの合計は当サイトの概算で、災害時専用の基準ではありません
脂質は、総エネルギーの20〜30%が目標量です。避難所向けの参照量1,800〜2,200kcalの真ん中、2,000kcalで計算すると、2,000 × 0.2〜0.3 = 400〜600kcalが脂質のぶんです。 脂質は1gで9kcalなので、1日約44〜67g、3食で割って1食あたり約15〜22gになります。 1週間分なら約44〜67g × 7日 = 約311〜467gが、袋の栄養成分表示を足していく目標です。
先に買う物を見ておくなら
PR油脂を含む缶詰(さば・ツナなど)
栄養成分表示の脂質(g)が1缶あたりか100gあたりかを確認します
検索語「缶詰 非常食 さば ツナ 長期保存 まとめ買い」
ナッツ・栄養補助食品
1袋あたりの脂質(g)とkcalを表示で確認します
検索語「保存食 ナッツ 個包装 防災」
検索結果のページへ移動します。価格と在庫は各ショップで確認してください。
エネルギー別・日数別に見る脂質の量
| 1日のエネルギー(1人) | 1日 | 1食(÷3) | 3日 | 7日 | 14日 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1,800kcal | 40〜60g | 約13〜20g | 120〜180g | 280〜420g | 560〜840g |
| 2,000kcal | 約44〜67g | 約15〜22g | 約133〜200g | 約311〜467g | 約622〜933g |
| 2,200kcal | 約49〜73g | 約16〜24g | 約147〜220g | 約342〜513g | 約684〜1,027g |
当サイトの計算(概算)です。エネルギー × 20〜30% ÷ 9kcal/g で求め、小数は四捨五入しています。1,800〜2,200kcalは厚生労働省の避難所向け資料の参照量です。年齢・体格・活動量で必要量は変わり、妊娠中・授乳中の人は目標量の区分が異なります。持病で食事の指示を受けている人はその指示を優先します。
家族の合計を出す
大人2人を2,000kcalで数えると、1日の脂質は約89〜133gです。3日で約267〜400g、1週間で約622〜933gになります。 子どもや高齢の人は、エネルギーの量が大人と違うため、表の1,800kcalの行から近いものを選んで足してください。
2人・7日分に必要な量
飲料水
42 L
- 2Lペットボトル
- 21 本
- 6本入りケース
- 4 ケース
- 不足
- —
携帯トイレ
70 回分
- 50回パック
- 2 パック
- 100回パック
- 1 パック
- 不足
- —
食料
42 食
- 主食(ご飯・麺・パン)
- 42 食
- 主菜(肉・魚・豆)
- 28 食
- 副菜・汁物
- 21 食
そのほか
カセットボンベ 5 本
- 生活用水(目安)
- 140 L
- 20Lタンク換算
- 7 個
- 収納の目安
- 段ボール約 10 箱
計算の根拠
- 飲料水:1人1日3L。内閣府「防災情報のページ」。乳児は調乳用に1日1Lを加算しています。
- 日数:政府は最低3日分、南海トラフ級の想定では1週間以上を推奨。初期値は7日にしています。
- 食料:1日3食×人数。農林水産省「家庭備蓄ガイド」の「できれば1週間分」に合わせています。
- 携帯トイレ:5回×人数×日数。神奈川県の案内に基づきます。
- 生活用水・カセットボンベ・収納箱数は資料の幅が大きいため、当サイトによる概算です。数値は目安として扱ってください。
買うときに見る数字は3つ
- 栄養成分表示の「脂質」。1食あたりか、100gあたりか、1缶あたりかを一緒に確かめます。
- 1パックが何食分か。2食分の表示を1食と読み違えると、脂質が倍に見えます。
- 脂質のkcal比率。脂質(g)× 9 ÷ 商品のkcalで求めると、その1品が20〜30%の範囲かが分かります。
主食中心の備蓄では、脂質が20%に届かない場合
ご飯やパンが中心の備蓄は、脂質が少なくなりがちです。たとえば脂質が1食で5gなら、3食で15gです。2,000kcalの人の下限約44gには約29g足りません。 足りない約29gは、1gあたり9kcalなので、エネルギーに直すと約265kcalです。主食だけの備蓄では、この分だけ総エネルギーも不足します。
補うときは、さばやツナの缶詰、ナッツ、チーズ、油を使ったレトルトなどを使います。1品ごとに栄養成分表示の脂質(g)を見て、上の表の1食の範囲に足していきます。 反対に、30%を超える分は1日約67gが上限の目安です。揚げ物系の菓子を主食がわりにすると超えやすくなります。
脂質の不足分を補う食品を探すとき
PRさば・いわしの缶詰
1缶の脂質(g)と、何人で分けるかを確認します
検索語「さば缶 水煮 味噌煮 賞味期限 3年 まとめ買い」
ナッツ・チーズなどの補助食
小袋1つの脂質(g)を確認します
検索語「ミックスナッツ 小袋 長期保存 防災」
検索結果のページへ移動します。価格と在庫は各ショップで確認してください。
よくある質問
- 非常食の脂質は1日何g必要ですか
- 日本人の食事摂取基準(2025年版)は、脂質の目標量を総エネルギーの20〜30%としています。避難所向けのエネルギー参照量1,800〜2,200kcalに当てはめ、脂質1gを9kcalとして割ると、1日40〜73g、1食あたり約13〜24gです(当サイトの概算)。
- 脂質は多いほど非常食に向いていますか
- 1gあたり9kcalと、炭水化物やたんぱく質の4kcalの2倍以上あるため、少ない量でエネルギーを足せます。ただし目標量は30%エネルギーまでなので、2,000kcalの人なら1日67gが上限の目安です(当サイトの計算)。
- 脂質は何日分そろえればよいですか
- 食数の備蓄と同じ日数で数えます。1日2,000kcalの人なら、1週間の脂質は約44〜67g×7日=約311〜467gが目標量の範囲です(当サイトの計算)。
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出典
- 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書(令和6年10月)。脂質の目標量:20〜30%エネルギー
- 厚生労働省「避難所における食事提供に係る適切な栄養管理の実施について」(エネルギー参照量 1歳以上 1,800〜2,200kcal)
- kcalからgへの換算(脂質1g=9kcal)と、1食・日数ごとの合計は当サイトの計算です。詳しくは根拠ページ
最終更新:2026年10月24日