停電・安全
発電機を室内で動かすと何分で危険?東京都の実験は10分で2000ppm
更新 2026年10月17日
家庭用の小型発電機を室内で運転したとき(東京都の商品テスト)
2,000ppmに達するまで
約10分
3機種とも
1,600ppmの空気を吸い続けて症状が出る
20分
同じ濃度で死に至る
2時間
東京都生活文化局と消費者庁の資料による。1分あたりの上がり方は当サイトの計算(概算)です
台風や地震で停電が長引くと、発電機を家の中や車庫で動かしたくなる場面があります。 東京都の商品テストでは、家庭用の小型発電機を6畳程度の和室で運転すると、3機種とも始動から10分前後で一酸化炭素が2,000ppmに達しました。 消費者庁は、1,600ppmの空気を20分吸うと中毒症状が出て、2時間で死に至ると注意しています。
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濃度と時間の早見表
| 場面 | 濃度 | 時間と状態 |
|---|---|---|
| 東京都の室内運転テスト | 2,000ppm | 始動から10分前後(3機種とも) |
| 消費者庁の注意喚起 | 1,600ppm | 20分の吸入で頭痛・めまい・吐き気、2時間で死に至る |
| NITEの資料 | 3,200ppm | 30分で死に至る |
表の数字は、検索結果に表示された東京都・消費者庁・NITEの資料の要約によります。原典の本文は取得できていません。条件(部屋の広さ・機種・換気)で変わるため、他の部屋にそのまま当てはめることはできません。
2,000ppmを10分で割ると、1分あたり約200ppmの上昇です(当サイトの概算)。 表の1,600ppmは、東京都のテストで始動から10分もたたずに超える水準でした。 一酸化炭素は無色無臭で、頭痛やめまいが出たときにはすでに体の自由が利きにくくなっているおそれがあります。
換気しても、室内では防げなかった
東京都の試験は、24時間換気(毎時0.5回)と強制排気(毎時24回)の2つの条件で行われました。 3機種とも、どちらの条件でもエンジン始動から10分前後で2,000ppmに達しています。 窓を少し開ける、換気扇を回すといった対策では、発電機の排ガスの量に追いつかないということです。 NITEと消費者庁は、屋内では換気をしても使わないよう呼びかけています。
車内・テント・物置も屋内と同じ
NITEは、自動車内やテント内での使用は、屋内と同等以上に危険だとしています。 2018年の北海道胆振東部地震のあとには、換気が不十分な屋内で発電機を使い、1名が亡くなった事故が報告されています。 ガレージや物置は「屋外に近い」と思いがちですが、シャッターを閉めれば密閉に近い空間になります。
発電機を使うときの順番
- 置き場所は屋外にする。窓や出入口、換気口から離れた、風通しのよい場所を選びます。離す距離は製品ごとに決まっているので、取扱説明書で確認します。
- 排気が家に向かない向きにする。風下に窓があると、排ガスが室内へ入り込みます。
- 電源コードで屋内へ引き込む。コードの長さと定格を確認して、窓やドアのすき間から通します。
- 給油は停止して冷めてから。ガソリンの保管量はガソリンの備蓄の記事で計算しています。
排気を出さない電源で足りる家庭は、ポータブル電源の容量の記事で人数別のWhを出しています。 ガスや灯油の機器を室内で使うときの一酸化炭素対策は、停電中の石油ストーブの記事も参考になります。
屋内の安全を見張る道具
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よくある質問
- 発電機を室内で動かすと、何分で一酸化炭素が危険になりますか
- 東京都の商品テストでは、家庭用の小型発電機を6畳程度の和室で運転すると、3機種とも始動から10分前後で2,000ppmに達しました。消費者庁は、1,600ppmの空気を20分吸うと頭痛・めまい・吐き気が出て、2時間で死に至ると注意喚起しています。
- 窓を開ければ、室内で使ってもよいですか
- 使えません。東京都の試験は24時間換気(毎時0.5回)と強制排気(毎時24回)の2条件で行われ、どちらも10分前後で2,000ppmに達しています。NITEと消費者庁は、屋内では換気をしても使わないよう呼びかけています。
- 車内やテント、物置で使うのは安全ですか
- 安全ではありません。NITEは、自動車内やテント内での使用は屋内と同等以上に危険だとしています。屋外で使うときも、排ガスが入り込む窓や出入口から離れた、風通しのよい場所を選びます。
関連する記事
出典
- 東京都生活文化局「発電機・木炭等による一酸化炭素中毒の危険性」(商品テスト、平成23年11月)(10分前後で2,000ppm、換気の2条件)
- 消費者庁「携帯発電機・カセットこんろ・モバイルバッテリーの使用にご注意ください」(1,600ppmで20分・2時間)
- NITE(製品評価技術基盤機構)の携帯発電機の注意喚起資料(3,200ppmで30分、車内・テント内、2018年の事故)
- 確認日は2026年10月17日で、検索結果に表示された内容によるものです。各ページの本文は取得できませんでした。1分あたりの上昇は当サイトの割り算です。詳しくは根拠ページ
最終更新:2026年10月17日