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大雪・車

雪でマフラーが埋まると何分で危険?JAF実験は22分で1000ppm

更新 2026年10月15日

マフラーを除雪せずエンジンをかけ続けた車(JAFの実験)

400ppmに達するまで

16分

1000ppm(測定上限)まで

22分

マフラー周辺を除雪した車

ほぼ検知されず

JAFの実験結果を報じた記事による。平均の上がり方は当サイトの計算(概算)です

大雪の立ち往生で、暖を取ろうとエンジンをかけ続けるとき、いちばん怖いのは排気ガスに含まれる一酸化炭素です。 JAFの実験では、ボンネットまで雪をかぶせてマフラーをふさいだ車の車内で、エンジン始動から16分で400ppm、22分で測定上限の1000ppmに達しました。 マフラー周辺を除雪した車では、一酸化炭素はほとんど検知されませんでした。

先に買う物を見ておくなら

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  • 車載用の雪かきスコップ

    マフラー周辺まで届く柄の長さと、トランクに収まる折りたたみ寸法で選びます

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  • 一酸化炭素チェッカー(警報付き)

    電池式で持ち運べるものを選びます。警報が鳴る濃度は製品ごとに違います

    検索語「一酸化炭素 警報器 電池式 車載 ポータブル」

検索結果のページへ移動します。価格と在庫は各ショップで確認してください。

経過時間と濃度の早見表(JAFの実験)

経過時間車内の濃度平均の上がり方(当サイトの計算)
16分400ppm400÷16で1分あたり約25ppm
22分1000ppm(測定上限)1000÷22で1分あたり約45ppm以上
16分から22分の6分間400から1000ppmへ600÷6で1分あたり約100ppm

2016年のJAFの実験を報じた記事(response.jp)の数字です。1000ppmは計測器の上限で、実際の濃度はそれ以上だった可能性があります。上がり方の列は当サイトの割り算(概算)で、雪の量・車種・風の強さで大きく変わります。

表のとおり、最初の16分より、そのあとの6分のほうが急に上がっています。 濃度の変化が目に見えず、においもないため、車内にいる人が異変に気づく前に危険な水準へ達するおそれがあります。

1000ppm前後は、人にとってどのくらいの濃度か

東京消防庁の資料を検索結果で確認すると、一酸化炭素の濃度が0.11〜0.15%(1100〜1500ppm)で、1.5〜3時間のうちに意識を失う段階とされています。 0.16〜0.30%(1600〜3000ppm)になると、1〜1.5時間で呼吸が弱くなり、ときに死亡するという区分です。 実験で22分に達した1000ppmは、この区分のすぐ手前の濃度です。 症状の出方には個人差があり、仮眠中は自覚症状に気づけません。

濃度(%)濃度(ppm)東京消防庁の区分
0.03〜0.06%300〜600ppm4〜5時間で激しい頭痛や吐き気
0.11〜0.15%1100〜1500ppm1.5〜3時間で意識を失う
0.16〜0.30%1600〜3000ppm1〜1.5時間で呼吸が弱くなり、ときに死亡

ppmの列は、%に1万をかけた当サイトの換算(概算)です。表の数字は検索結果に表示された要約で、原典のページ本文は取得できていません。

窓を5cm開けても、除雪の代わりにはならない

ITmediaは、JAFの実験例として、マフラー周辺を除雪せず運転席の窓を5cmほど開けただけの場合、風がやむと2時間ほどで失神するレベルまで濃度が上がったと伝えています。 JAFのQ&Aには、空調を内気循環にしても、車体のすき間などから排気ガスが車内に入るおそれがあるという説明もあります。 窓を開ける、内気循環にするといった工夫より、マフラー周辺の除雪が先です。

2026年のJAF実験:始動から1分24秒で警報値

2026年2月に公開されたJAFのユーザーテストでは、マフラーが雪に完全に埋まったガソリン車で、一酸化炭素の濃度がテスト開始から1分24秒で警報値の50ppmに達しました。 その後は計測値の上限である300ppmを超える時間帯もありました。 2016年の実験とは条件も測定の方法も違うため、数字は並べて比べられません。どちらの実験も、雪でふさがれた状態では短い時間で濃度が上がるという点は同じです。

立ち往生したときの順番

  1. エンジンを切る。JAFと福井県は、車内にとどまるときは、できるだけエンジンを切るよう呼びかけています。
  2. エンジンをかける前に、マフラー周辺を除雪する。排気口の前後と下にたまった雪を、スコップで取り除きます。
  3. かけている間も、降雪が続くなら除雪を繰り返す。福井県はこまめな除雪を勧めています。
  4. 車外へ出るときは、周りの安全を確かめる。除雪中の車は、後続車や除雪車が近づくことがあります。

車内で長く過ごす場合の暖房の考え方は、車中泊の燃料の記事で数字を出しています。 エンジンを使わずに電気毛布などで温まる方法は、ポータブル電源の車中泊の記事にまとめています。

除雪と見張りの道具

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    車内に置く補助の道具です。除雪とエンジン停止の代わりにはなりません

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よくある質問

雪でマフラーが埋まると、何分で車内の一酸化炭素が危険になりますか
JAFの実験では、マフラー周辺を除雪しなかった車で、エンジン始動の16分後に400ppm、22分後に測定上限の1000ppmに達しました。マフラー周辺を除雪した車では、一酸化炭素はほとんど検知されませんでした。
窓を少し開けておけば、雪に埋まっても大丈夫ですか
大丈夫とは言えません。ITmediaが伝えるJAFの実験例では、除雪せず運転席の窓を5cmほど開けただけの場合、風がやむと2時間ほどで失神するレベルまで濃度が上がりました。窓開けより、マフラー周辺の除雪が先です。
立ち往生したときは、エンジンをかけ続けてよいですか
JAFや福井県は、車内にとどまるときはできるだけエンジンを切ることと、エンジンをかけるときはマフラー周辺を除雪することを呼びかけています。電気自動車(EV)やハイブリッド車でも、エンジンが動く間は排気ガスが出ます。

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出典

最終更新:2026年10月15日