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液状化・被害認定

液状化で家が傾いたら何cmで半壊?柱2.7mなら2.7cm・4.5cm・13.5cm

更新 2026年10月21日

傾きと被害区分の目安(内閣府の資料)

半壊の目安

1/100以上

柱2.7mで約2.7cm

大規模半壊の目安

1/60以上

柱2.7mで約4.5cm

全壊の目安

1/20以上

柱2.7mで約13.5cm

1/100・1/60・1/20は内閣府の被害認定の資料にある傾斜判定。cmへの換算は当サイトの計算(概算)です

液状化で地面が沈むと、家は見た目に分からないほどの角度でも傾いていることがあります。内閣府の被害認定の資料にある傾斜判定では、傾きが1/100以上で半壊、1/60以上で大規模半壊、1/20以上で全壊の扱いです。 1/100は「高さ100cmに対して水平に1cmずれる」傾きなので、柱の高さ2.7m(270cm)なら270÷100=2.7cmです。この記事では、自分の家の柱で何cmを超えたら区分が変わるかを数字で出します。

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柱の高さ別、傾きの区分と「何cmずれるか」の早見表

柱・壁の高さ1/100(半壊の目安)1/60(大規模半壊の目安)1/20(全壊の目安)
2.5m(250cm)2.5cm約4.2cm12.5cm
2.7m(270cm)2.7cm4.5cm13.5cm
3.0m(300cm)3.0cm5.0cm15.0cm
1.0m(100cm)1.0cm約1.7cm5.0cm

当サイトの計算(高さ×傾きの分数)です。1.0mの行は、水平器やおもりを1mの長さで当てたときの読みです。実際の区分は市町村の調査員が、建物の4隅などを測って決めます。

表を見ると、半壊に当たる1/100は、3.0mの高さでも3cmです。見た目では気づきにくくても、定規を当てれば測れる大きさです。 一方、全壊の1/20は、2.7mの柱で13.5cmも外へ動く大きさで、見た目にも傾いているのが分かります。

自分で測る手順:おもりを下げて、壁との隙間を読む

  1. 外壁や柱の上のほうから、糸におもりを付けて垂らします。糸は風で揺れないように、おもりが静止するのを待ちます。
  2. 壁面から糸までの距離を、上端と下端で測ります。2つの差が、その高さ分のずれです。
  3. ずれ(cm)を高さ(cm)で割ります。たとえば高さ270cmでずれが2.7cmなら、2.7÷270=1/100です。
  4. 建物の別の面も同じように測り、写真と日付を残します。調査員に説明するときの記録になります。

これは当サイトが考えた測り方で、公的な調査の方法ではありません。調査は市町村の職員などが行い、結果が罹災証明書の区分に反映されます。自分で測った数字は、現状を知って説明するための材料として使います。

区分が変わると何が変わるか

内閣府の運用指針では、全壊は住家の損害割合が50%以上、大規模半壊は40%以上50%未満、半壊は20%以上40%未満とされています。 罹災証明書の区分は、被災者生活再建支援金などの支援の対象になるかどうかの入口です。金額の目安は被災者生活再建支援金はいくら?にまとめています。 なお、木造・プレハブの住家で傾きが1/20以上なら全壊とする記載は、2024年版の運用指針にもあります。傾斜の扱いは版や建物の構造で変わるため、最新の運用は市町村の窓口で確認します。

傾いた家で暮らすなら、備蓄で先に見る数字

  1. 非常用トイレの回数。液状化の地域は下水管が壊れることがあります。1人1日5回なら、4人で7日は5×4×7=140回です。
  2. 水の量。断水に備えて1人1日3Lなら、4人で7日は84Lです。
  3. 傾きを測る道具の長さ。1m以上の水平器なら、表の1.0mの行でそのまま読めます。

傾きを測る道具と、トイレの回数分

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よくある質問

家の傾きは何分の1で半壊になりますか
内閣府の被害認定の資料にある液状化などの傾斜判定では、傾斜が1/100以上1/60未満で半壊、1/60以上1/20未満で大規模半壊、1/20以上で全壊の扱いです。1/100は、高さ100cmに対して水平に1cmずれる傾きです。
柱の高さ2.7mの家では何cm傾くと半壊の目安ですか
当サイトの計算では、2.7m(270cm)×1/100=2.7cmです。同じ柱で1/60なら4.5cm、1/20なら13.5cmです。実際の判定は市町村の調査員が行うので、あくまで自分で状況を把握するための目安です。
傾きを測ったあと、罹災証明書はどこで申請しますか
住んでいる市町村が窓口です。被害認定調査を経て、全壊・大規模半壊・半壊などの区分で罹災証明書が出ます。測った傾きの数字と写真は、申請や調査員への説明に使えます。

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出典

最終更新:2026年10月21日