断水
断水で届く水は1人1日何L?3L・20L・100Lの目標と家庭の備え
更新 2026年10月14日
断水中の応急給水の目標水量(1人1日)
発災〜3日目
3L
飲み水の分
4日目〜10日目
20L
7日間
11日目〜21日目
100L
11日間
自治体の地震対策計画の例(伊勢崎市)にある目標値。目標であり、届く量の保証ではありません。合計の計算は当サイトの概算
断水が長引くと、水道事業者や自治体は給水車や給水所で水を届けます。その目標量は日数ごとに決まっていて、3日目までは1人1日3L、4〜10日目は20L、11〜21日目は100Lと段階的に増えます。 4人家族でこの目標どおりに受け取ると、3日目までが36L、10日目までが596L、21日目までが4,996Lです。家庭の備蓄がどこまで担い、どこから給水所の水に頼るのかを、人数別に表にしました。
先に買う物を見ておくなら
PR20Lポリタンク
給水所で水を受けるときの容器。満水で約20kgになります
検索語「ポリタンク 20L 飲料水用」
給水袋
運ぶのが大人1人なら10L前後が現実的です
検索語「給水袋 10L 背負い」
検索結果のページへ移動します。価格と在庫は各ショップで確認してください。
日数と目標水量の対応
人数別の目標水量の合計
| 人数 | 〜3日目(×3日) | 4〜10日目(×7日) | 11〜21日目(×11日) | 21日間の合計 |
|---|---|---|---|---|
| 1人 | 9L | 140L | 1,100L | 1,249L |
| 2人 | 18L | 280L | 2,200L | 2,498L |
| 3人 | 27L | 420L | 3,300L | 3,747L |
| 4人 | 36L | 560L | 4,400L | 4,996L |
| 5人 | 45L | 700L | 5,500L | 6,245L |
当サイトの計算(概算)です。目標水量×人数×日数。4〜10日目は7日間、11〜21日目は11日間として数えています。実際の給水量は被害の規模や地域で変わります。
表の左端の列に注目すると、3日目までの合計は4人で36Lです。農林水産省が家庭備蓄の目安とする1人9L(3L×3日)と同じ数字になり、最初の3日間は家庭の備蓄でまかなう前提だと読めます。 4日目からは1人1日20Lに増えるので、4人家族なら1日80L、20Lポリタンクで4個分を給水所から運ぶ計算です。
自分の家の人数で飲み水の備蓄量を出す
4人・3日分に必要な量
飲料水
36 L
- 2Lペットボトル
- 18 本
- 6本入りケース
- 3 ケース
- 不足
- —
携帯トイレ
60 回分
- 50回パック
- 2 パック
- 100回パック
- 1 パック
- 不足
- —
食料
36 食
- 主食(ご飯・麺・パン)
- 36 食
- 主菜(肉・魚・豆)
- 24 食
- 副菜・汁物
- 18 食
そのほか
カセットボンベ 3 本
- 生活用水(目安)
- 120 L
- 20Lタンク換算
- 6 個
- 収納の目安
- 段ボール約 8 箱
計算の根拠
- 飲料水:1人1日3L。内閣府「防災情報のページ」。乳児は調乳用に1日1Lを加算しています。
- 日数:政府は最低3日分、南海トラフ級の想定では1週間以上を推奨。初期値は7日にしています。
- 食料:1日3食×人数。農林水産省「家庭備蓄ガイド」の「できれば1週間分」に合わせています。
- 携帯トイレ:5回×人数×日数。神奈川県の案内に基づきます。
- 生活用水・カセットボンベ・収納箱数は資料の幅が大きいため、当サイトによる概算です。数値は目安として扱ってください。
4日目からの水を運ぶとき、見る数字は4つ
- 1日に受け取る量。20L×人数です。4人なら80L、5人なら100Lになります。
- 容器の容量。20Lのポリタンクは満水で約20kgです。1往復で運べる量は、運ぶ人の力で決まります。
- 容器の個数。1日80Lを20Lのタンクで受けると4個です。10Lの給水袋なら8個になります。
- 運ぶ人数。大人2人で10Lずつ運べば1往復20Lです。80Lなら4往復になります。
4日目の80Lを運ぶ回数
| 人数 | 1日の受取量(20L) | 20Lタンクの個数 | 10L袋の個数 |
|---|---|---|---|
| 1人 | 20L | 1個 | 2個 |
| 2人 | 40L | 2個 | 4個 |
| 3人 | 60L | 3個 | 6個 |
| 4人 | 80L | 4個 | 8個 |
| 5人 | 100L | 5個 | 10個 |
当サイトの計算です。水1Lを1kgとして、20Lタンク満水を約20kgで見ています。個数は1日分を一度に受け取る場合で、1日に複数回に分けると運ぶ容器は少なくて済みます。
11日目以降の100Lは、目標として読む
11日目からの100Lは、4人で1日400Lです。20Lのタンクに直すと20個分で、運搬で毎日受け取る量ではありません。 この段階は、水道が復旧に向かう時期の目標として設定されています。家庭の備えを考える中心は、3日目までの36L(4人)と、4〜10日目の1日80Lです。
目標どおりに水が届かない場合
この表は目標水量であり、被害が大きい地域では届くまでの時間が延びます。給水所までの距離にも幅があり、今回確認できた資料で数字があるのは3日目までの「おおむね1km以内」です。 4日目以降の距離は、お住まいの自治体の地域防災計画で確認してください。マンションの高層階に住んでいる場合は、階段を使った運搬になる点も計算に入れます。
容器の個数が決まったら
PR20Lポリタンク
給水所で水を受けるときの容器。満水で約20kgになります
検索語「ポリタンク 20L 飲料水用」
給水袋
運ぶのが大人1人なら10L前後が現実的です
検索語「給水袋 10L 背負い」
検索結果のページへ移動します。価格と在庫は各ショップで確認してください。
よくある質問
- 断水したとき、行政の給水は1人1日何リットルが目標ですか
- 自治体の地震対策の計画例では、発災から3日目までが1人1日3L、4日目から10日目までが20L、11日目から21日目までが100Lと、日数が進むほど目標水量が増えます。3日目までの3Lは飲み水に当たります。
- 4人家族だと21日間で行政の給水目標は合計何リットルですか
- 当サイトの計算では、3日目まで36L、4〜10日目で560L、11〜21日目で4,400Lとなり、合計は4,996Lです。目標であり、実際に届く量を保証する数字ではありません。
- 最初の3日間は家庭の備蓄だけで足りますか
- 目標が1人1日3Lなので、4人なら3日で36Lです。この量は家庭の飲料水備蓄でまかなえます。給水が目標の20Lに上がる4日目以降は、給水所から運ぶ水を入れる容器が必要になります。
関連する記事
出典
- 伊勢崎市の計画資料(応急給水の目標水量:3日まで3L/4〜10日20L/11〜21日100L)。目標値は自治体ごとの計画で定められます
- 3日分9Lの備蓄量:農林水産省の家庭備蓄の目安(1人1日3L)
- 早見表と運搬回数の計算は当サイトの概算です。詳しくは根拠ページ
最終更新:2026年10月14日