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地震と火災

感震ブレーカーは何分で電気が切れる?震度5強と3分後の目安

更新 2026年10月17日

感震ブレーカーの目安

作動する揺れ

震度5強以上

設定が多い(製品で差あり)

遮断までの時間

3分後の例

約5秒+3分の2段階の製品もあり

阪神・淡路の電気関係の出火

85/139件

約61%(当サイトの計算)

自治体と内閣府資料の数字から当サイトが割り算した概算です。製品ごとの仕様は購入前に確認してください

感震ブレーカーは、設定した大きさの揺れを感じると、自動で電気を止める器具です。 自治体の資料では震度5強以上で作動する設定が多く、感知から3分後に遮断する仕様の例が挙げられています。 停電が復旧したときに、倒れた電気ストーブや傷んだ配線から火が出る「通電火災」を防ぐ目的で使います。

地震の火事のうち、電気が原因だった割合

内閣府の資料によると、出火原因が確認された火災のうち、電気関係は阪神・淡路大震災で139件中85件、東日本大震災で110件中71件でした。 割り算すると、85 ÷ 139 ≒ 61%、71 ÷ 110 ≒ 65%です。

地震出火原因が確認された件数うち電気関係割合
阪神・淡路大震災139件85件約61%
東日本大震災110件71件約65%

割合は件数から当サイトが計算した概算です。出火原因が不明のものを除く場合など、分母の取り方で資料ごとに数字が変わります。

3つのタイプで、切れ方と費用が変わる

消防庁の資料では、市販品は分電盤タイプ、コンセントタイプ、簡易タイプの3つに分けられています。 簡易タイプは、分電盤のスイッチに取り付け、おもり玉の落下やバネの力でスイッチを切る仕組みです。

タイプ電気を止める範囲電気工事費用の目安
分電盤(既存に追加)家全体必要概ね4万円(富士市Q&A)
分電盤(新設・取替え)家全体必要概ね7万〜10万円(富士市Q&A)
簡易(おもり・バネ)家全体製品で異なる製品ページで確認
コンセントそのコンセントの先不要な製品が多いが、必要な製品もある製品ページで確認

費用は富士市のQ&Aと和歌山市の資料の記載です。簡易・コンセントの価格は、今回の資料で確認できなかったため書いていません。

3分は、自分の家で歩いて測る

3分後に遮断する仕様なら、揺れがおさまってから180秒の間は電気が使えます。 この間に、ガスの元栓を閉め、玄関までの通路を確保し、ライトを手に取れるかが分かれ目です。 寝室から玄関まで歩く時間は家の広さで変わるため、一度ストップウォッチで測っておくと、3分の使い方が決まります。

遮断後は、照明もテレビも止まります。富士市のQ&Aは、夜間の地震で照明が消えて避難の妨げになることを注意点に挙げています。 また、医療機器や防犯設備に影響が出る可能性もあるため、在宅で医療機器を使う家は設置の前に主治医や販売店に相談してください。

遮断後の暗闇に、どれだけ電気が要るか

感震ブレーカーで家全体の電気が切れたあとは、ライトやスマホの電池が頼りになります。 使う機器とワット数を入れて、1日ぶんの電気量を出してみてください。

使う家電の台数と、1日に使う時間を入れてください。

機器台数時間(h)
スマホ充電15W
LEDランタン・照明10W
冷蔵庫(400L級)120W
扇風機40W
電気毛布60W
ノートPC60W
テレビ(32型)60W
電気ケトル1200W
医療機器(CPAP等)40W

必要な容量(変換ロス2割込み)

144 Wh

市販の区分なら 256Wh クラス 以上が目安です。

1日あたり 120 Wh / 同時に使う最大の機器が 15W(定格出力がこれを下回る製品は動きません)

機器台数×時間1日の消費
スマホ充電2台 × 2h60 Wh
LEDランタン・照明1台 × 6h60 Wh
計算の根拠
  • 消費電力(W)は一般的な製品の目安です。実際の値は機器の銘板表示を確認してください。
  • 冷蔵庫はコンプレッサーが断続運転するため、定格の3分の1を実効値として計算しています。
  • ポータブル電源は表示容量の全部を取り出せません。変換ロスとして2割を上乗せしています。
  • 電気ケトルやドライヤーは起動時に大きな電力が要ります。容量が足りていても、定格出力が足りないと動きません。
  • 医療機器は機種による差が大きく、この数値では判断できません。必ず取扱説明書と主治医の指示に従ってください。

設置前に見る数字は3つ

  1. 作動震度。震度5強以上が多い一方、5強か6弱で検知する製品もあります。自分の地域で想定される震度と照らします。
  2. 遮断までの時間。3分後、または約5秒後と3分後の2段階など、製品で違います。避難の動線を測った時間と比べます。
  3. 止める範囲。家全体か、1つのコンセントの先だけか。ストーブや配線を使う部屋が範囲に入るかを確認します。

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よくある質問

感震ブレーカーは震度いくつで作動しますか
自治体の資料では、メーカーにより差はあるものの震度5強以上で作動する設定が多いと説明されています。震度5強または震度6弱で検知する製品もあるため、購入前に製品の仕様を確認してください。
感震ブレーカーは揺れてから何分で電気が切れますか
機器によって異なります。自治体の資料には、感知から3分後に遮断する仕様の例があります。別の製品例では、約5秒後と3分後の2段階で遮断する仕様もあります。
感震ブレーカーを付けると夜間の避難に困りませんか
電気が切れると照明も消えます。富士市のQ&Aは、夜間の地震で照明が消えて避難の妨げになることがあると注意しています。寝室や廊下に停電時に点灯するライトを置いておくと、遮断後も足元を確保できます。

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出典

最終更新:2026年10月17日