停電・電源
電気自動車で停電は何日しのげる?40kWhで約3.4日・62kWhで約5.2日の早見表
更新 2026年10月14日
家の電気を電気自動車でまかなえる日数(損失は含まない)
1世帯の1日
約10.7kWh
環境省の年間3,911kWh÷365
40kWhの車
約3.4日
取り出せる量36kWh
62kWhの車
約5.2日
取り出せる量55.8kWh
取り出せる量を容量の90%として当サイトが計算(概算)。変換の損失や機器の出力上限は含んでいません
日数は電池容量(kWh) × 0.9 ÷ 1日の使用量(kWh)で出せます。 環境省の令和5年度の調査では、1世帯の年間電気使用量は3,911kWhで、1日にならすと約10.7kWhです。 40kWhの車なら40×0.9÷10.7で約3.4日、62kWhの車なら約5.2日になります。 日産は、62kWhのリーフe+で一般的な家庭の電気のほぼ4日分をまかなえると説明しており、損失を引いた実際の日数は、上の計算より短くなるとみておくのが現実的です。
先に買う物を見ておくなら
PRポータブル電源 1000Wh
車が使えない日や、冷蔵庫など一部の家電だけ動かす用に
検索語「ポータブル電源 1000Wh 防災」
カーインバーター
車のコンセントから電気を取る機器。定格出力のW数を確認します
検索語「カーインバーター 車 100V 給電」
検索結果のページへ移動します。価格と在庫は各ショップで確認してください。
電池容量×使い方別の日数
| 電池容量 | 取り出せる量(90%) | 節電(1日5.4kWh) | 通常(1日10.7kWh) | 多め(1日16.1kWh) |
|---|---|---|---|---|
| 30kWh | 27kWh | 約5.0日 | 約2.5日 | 約1.7日 |
| 40kWh | 36kWh | 約6.7日 | 約3.4日 | 約2.2日 |
| 62kWh | 55.8kWh | 約10.4日 | 約5.2日 | 約3.5日 |
当サイトの計算(概算)です。通常は環境省の1世帯平均、節電はその半分、多めは1.5倍と置いた仮定で、節電と多めは調査の値ではありません。電池が満充電の状態から始める前提です。
電気自動車を使えるのは、家に給電する機器(V2Hなど)をつけている家庭や、車のコンセントから延長コードで取る場合です。 後者は取り出せる出力が小さく、冷蔵庫と照明とスマホの充電あたりが目安になるため、1日の使用量は表の「節電」の列に近づきます。
自宅の停電中の電気量を試算する
使う家電の台数と、1日に使う時間を入れてください。
必要な容量(変換ロス2割込み)
432 Wh
市販の区分なら 512Wh クラス 以上が目安です。
1日あたり 120 Wh / 同時に使う最大の機器が 15W(定格出力がこれを下回る製品は動きません)
| 機器 | 台数×時間 | 1日の消費 |
|---|---|---|
| スマホ充電 | 2台 × 2h | 60 Wh |
| LEDランタン・照明 | 1台 × 6h | 60 Wh |
計算の根拠
- 消費電力(W)は一般的な製品の目安です。実際の値は機器の銘板表示を確認してください。
- 冷蔵庫はコンプレッサーが断続運転するため、定格の3分の1を実効値として計算しています。
- ポータブル電源は表示容量の全部を取り出せません。変換ロスとして2割を上乗せしています。
- 電気ケトルやドライヤーは起動時に大きな電力が要ります。容量が足りていても、定格出力が足りないと動きません。
- 医療機器は機種による差が大きく、この数値では判断できません。必ず取扱説明書と主治医の指示に従ってください。
日数を見るとき、確認する数字は4つ
- 電池容量のkWh。車検証ではなく、メーカーのカタログの電池総電力量を見ます。同じ車名でも40kWhと62kWhのように複数あります。
- 給電できる出力のkW。日数が足りても、エアコンとIHを同時に使うと出力の上限で止まります。
- 残す電力の設定。日産は10%を残す設定で最大90%と注記しています。車種で異なります。
- 停電前の充電量。台風の接近が分かった時点で満充電にしておくと、表の日数に近づきます。
表の日数より短くなる理由
車の直流の電気を家の交流に変える際に、一部が熱になります。この損失の割合は機器ごとに異なり、公的機関の数値は今回の検索では確認できなかったため、表には入れていません。 また、満充電で停電を迎えるとは限りません。外出先で半分まで減っていれば、日数もほぼ半分です。 電気自動車は動かすと電池を使うので、給電に回す分と、避難や買い出しで走る分を分けて考えます。
ポータブル電源と比べた規模
1,000Whクラスのポータブル電源は約1kWhで、40kWhの電気自動車の約40分の1です。 車が使えない場合の予備や、車を走らせる分を守りたいときの補助として並べると、役割が分かれます。 ポータブル電源の使える時間は計算式の記事で家電別に出しています。
よくある質問
- 電気自動車の電気で、停電中の家は何日もちますか
- 家庭の電気使用量を1日約10.7kWh、取り出せる量を電池容量の90%として計算すると、40kWhで約3.4日、62kWhで約5.2日です。変換での損失は含めていないため、実際はこれより短くなります。
- 1日の電気使用量10.7kWhはどこから出した数字ですか
- 環境省の令和5年度の調査にある1世帯の年間電気使用量3,911kWhを365日で割った値です。戸建てかマンションか、オール電化かで大きく変わります。
- 電池容量の100%まで使えないのはなぜですか
- 日産の公式ページには、10%の電力は残す設定のため給電できる電力量は最大で90%という注記があります。車種や給電機器によって残す量は異なります。
日数が決まったら
PRポータブル電源 1000Wh
車が使えない日や、冷蔵庫など一部の家電だけ動かす用に
検索語「ポータブル電源 1000Wh 防災」
カーインバーター
車のコンセントから電気を取る機器。定格出力のW数を確認します
検索語「カーインバーター 車 100V 給電」
検索結果のページへ移動します。価格と在庫は各ショップで確認してください。
関連する記事
出典
- 1世帯の年間電気使用量3,911kWh(令和5年度):環境省 家庭部門のCO2排出実態統計調査(検索結果で確認。本文の取得はできていません。確認日は2026年10月14日)
- 給電できる電力量は最大90%の注記:日産 ブルー・スイッチ 停電時(検索結果で確認)
- 62kWhのリーフe+でほぼ4日分とする日産の説明:Business Insider Japanの記事(検索結果で確認)
- 早見表と日数は当サイトの計算です。節電と多めの列は仮定です。詳しくは根拠ページ
最終更新:2026年10月14日