土砂災害・崖
土砂災害警戒区域は崖から何m?崖の高さ別の範囲の早見表
更新 2026年10月18日
急傾斜地の土砂災害警戒区域の範囲(都道府県の資料の基準を当サイトが計算・概算)
高さ10mの崖の下側
20m
10m×2
高さ25m以上の崖の下側
50m
上限50m
崖の上側
水平10m
上端から
崖の下側は「崖の高さの2倍、ただし50mが上限」です。表の数値は当サイトの計算で、実際の範囲は都道府県の区域図で確認してください
裏山や家の裏の崖が気になるとき、まず知りたいのは「どこまでが危ない範囲か」です。急傾斜地(傾斜度30度以上で高さ5m以上の土地)の場合、土砂災害警戒区域は崖の下端から高さの2倍まで(50mを超える場合は50mまで)、崖の上側は上端から水平距離10m以内が目安の範囲になります。 高さ10mの崖なら下側は20m、高さ25mを超える崖はすべて50mで頭打ちです。
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崖の高さ別の、警戒区域の範囲
| 崖の高さ | 下端から(下側) | 上端から(上側) |
|---|---|---|
| 5m(区域になる最小の高さ) | 10m | 水平10m |
| 10m | 20m | 水平10m |
| 15m | 30m | 水平10m |
| 20m | 40m | 水平10m |
| 25m | 50m | 水平10m |
| 30m(40m、50mでも同じ) | 50m(上限) | 水平10m |
当サイトの計算です。下側 = 崖の高さ × 2(50mが上限)。条件は都道府県の土砂災害防止法の解説ページに基づきます。実際の区域は地形調査をもとに都道府県が指定するため、この表の数値と一致するとは限りません。
自分の家が区域に入るか、確かめる順番
- 市区町村のハザードマップで、自宅が黄色(警戒区域)か赤色(特別警戒区域)に入っているかを見ます。
- 入っていなければ、近くに高さ5m以上の斜面があるかを見ます。あっても、区域に指定されていない場所はあります。
- 斜面が10mなら下側20m、25m以上なら50mを目安に、自宅までの距離を地図アプリで測ります。
- 近い場合は、大雨のときに身を寄せる場所を、崖から離れた側の部屋や、安全な親戚宅・避難所まで具体的に決めておきます。
イエローゾーンとレッドゾーンは何が違うか
距離の基準で決まるのは警戒区域(イエローゾーン)です。特別警戒区域(レッドゾーン)は距離ではなく、土石などの移動で建築物に作用する力が、通常の建築物が耐えられる力を上回るかどうかで決まります。 県の資料には、1m2あたり100kNを超える力が作用する区域や、土石が3mを超えて堆積する区域などが例として挙げられています。
区域の外でも、雨の日は動く
区域は、指定時点の地形と調査で決まった範囲です。指定の外でも、斜面の下にある家で崖崩れが起きることはあります。 雨が強い日は、市区町村が出す避難情報と、気象庁のキキクル(危険度分布)の土砂災害の色を見ます。1時間に何mmの雨が危ないかは「1時間に何mmの雨が危険?」の記事で表にしています。 夜に雨が強まりそうなら、暗くなる前に、崖から離れた建物の2階以上か、避難所へ動くほうが、夜間に動くより足元を確認しやすくなります。
大雨の前に手元へ置く物
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よくある質問
- 崖の下の土砂災害警戒区域は、崖から何mまでですか
- 急傾斜地(傾斜30度以上で高さ5m以上)の場合、崖の下端から崖の高さの2倍まで、ただし50mを超える場合は50mまでが警戒区域です。高さ10mの崖なら20m、高さ25m以上の崖なら50mになります。崖の上側は、上端から水平距離10m以内も区域に入ります。
- 家が警戒区域から50m離れていれば安全ですか
- いいえ。区域の範囲は指定時の地形で決まる目安で、区域の外なら安全という意味ではありません。実際の指定の有無と範囲は、都道府県のウェブサイトの区域図や自治体のハザードマップで確認し、大雨のときは避難情報に従ってください。
- イエローゾーンとレッドゾーンの違いは何ですか
- どちらも土砂災害防止法に基づく区域です。警戒区域(イエローゾーン)は、危害が生じるおそれがある範囲を距離などの基準で示します。特別警戒区域(レッドゾーン)は、その中でも建築物に作用する力が、通常の建築物が耐えられる力を上回る区域として指定されます。
関連する記事
出典
- 島根県「土砂災害警戒区域等の指定」
- 和歌山県「土砂災害警戒区域等の指定について」
- 鳥取県(急傾斜地は傾斜度30度以上、高さ5m以上の記載)
- 範囲の基準は土砂災害防止法に基づく県の解説によります。早見表は当サイトの計算です。詳しくは根拠ページ
最終更新:2026年10月18日