見積り
家庭用蓄電池の見積りを取る前に決める4つのこと|一括見積りの流れと注意点
更新 2026年9月11日
停電への備えとして家庭用蓄電池を検討していても、容量の決め方や補助金の申請時期が分からず、見積りを申し込む前で止まっている家庭は多いはずです。 蓄電池の見積りは、複数社を紹介してもらう一括見積りサービスと、施工まで自社で行う会社への直接依頼の2種類があります。 この記事ではタイナビ蓄電池とAD-HOMEを比較し、申込の流れと、見積りを取る前に決めておく4つのことをまとめました。
比較でわかったこと
タイナビ蓄電池で紹介される上限
5社
無料の一括見積り
AD-HOMEの対応エリア
東京・千葉・埼玉・神奈川
自社施工。補助金申請の代行も無料
国のDR補助金(2026年度)
受付終了
5月29日に予算上限。上限60万円/申請
各社公式情報・国の補助金制度の公開情報をもとに2026年9月11日に確認。制度・受付状況は変更されることがあります。
タイナビ蓄電池とAD-HOMEの比較
| 項目 | タイナビ蓄電池 | AD-HOME |
|---|---|---|
| サービスの種類 | 複数の蓄電池販売施工会社を紹介する一括見積りマッチング | 太陽光・蓄電池・V2Hの販売施工を自社で行う会社への直接依頼 |
| 対応エリア | 一部離島を除きほぼ全国。提携会社の配置により対応できない地域や時期がある | 東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県 |
| 見積り依頼できる数 | 郵便番号と物件種別を入力後、紹介された会社の中から最大5社を選んで依頼 | AD-HOME1社への問い合わせ |
| 料金 | 無料 | 見積り無料 |
| 補助金申請の代行 | 紹介先の会社ごとに対応が異なる。申込時に確認 | 国・都道府県・市区町村の補助金申請を無料で代行 |
| 向いている人 | 複数社の見積りを比べてから選びたい家庭 | 首都圏在住で、ヒアリングから施工まで1社に任せたい家庭 |
各社公式サイトの情報をもとにしたWeb検索の結果を2026年9月11日に確認したものです。本記事の執筆時はネットワーク制限によりWebFetchで各社公式サイトへ直接アクセスできなかったため、Web検索結果で確認できた内容のみ掲載しています。料金・条件は変わるため、申込前に必ず公式サイトで確認してください。
一括見積りは複数社の提示額を並べられる分、連絡してくる会社の数が増えます。直接依頼は連絡窓口が1社にまとまる代わりに、対応エリアが首都圏に限られます。 比べる社数を優先するか、窓口の少なさを優先するかで選ぶサービスが変わります。
タイナビ蓄電池(一括見積りマッチング)
タイナビ蓄電池は、郵便番号と建物の種別、家族構成などを入力すると、全国の蓄電池販売施工会社の中から最大5社を無料で紹介するサービスです。 紹介された会社の中から見積りを依頼したい会社を選ぶと、各社から連絡が来る流れになります。1社ずつ問い合わせる手間をまとめられる一方、選んだ社数だけ連絡が来ます。 向いている人:複数社の提示額や工事内容を並べて比べたい家庭です。
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タイナビ
蓄電池・太陽光の一括見積り。最大5社を無料で紹介
AD-HOME(東京・千葉・埼玉・神奈川の自社施工)
AD-HOMEは東京都世田谷区に本社を置き、太陽光発電・家庭用蓄電池・V2H・オール電化の販売から施工までを自社で行う会社です。対応エリアは東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県です。 国・都道府県・市区町村の補助金を調べたうえで、申請の代行を無料で行うとしています。一括見積りではなく1社への直接依頼になるため、連絡してくる会社は1社に絞られます。 向いている人:対応エリア内に住み、ヒアリングから工事まで1社にまとめて任せたい家庭です。
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AD-HOME
太陽光・蓄電池の自社施工会社。補助金申請の代行も無料
申込の流れ
- 郵便番号と建物の種別を入力する(タイナビ蓄電池の場合)。AD-HOMEは問い合わせフォームか電話で直接申し込む。
- 家族構成や希望する容量、太陽光の設置状況など、現在の状況を入力・回答する。
- タイナビ蓄電池は紹介された会社の中から見積りを依頼したい会社を選ぶ。AD-HOMEはそのまま担当者のヒアリングに進む。
- 各社から連絡が来て、訪問または遠隔での状況確認と見積りの提示を受ける。
- 利用できる補助金を確認し、交付決定通知を受け取ってから契約する。
- 契約後、施工会社が工事日程を調整し、設置工事に進む。
見積りを取る前に決める4つのこと
- 使う家電と日数から必要なkWhを決める。照明とスマホだけを賄うのか、冷蔵庫も含めるのかで容量の桁が変わります。下のツールでWhを出し、1,000で割るとkWhの目安になります。
- 太陽光と連携するかを決める。既設の太陽光がある家は連携工事が必要になる場合があります。連携工事は会社によって別料金になることがあるため、見積りの内訳に含まれているか確認します。
- 補助金は交付決定通知のあとに契約する。国のDR補助金は交付決定通知を受け取る前に契約すると補助の対象外になる制度でした。都道府県・市区町村の補助金も、同様の順番を定めている制度があります。
- 一括見積りか直接業者かを決める。比べる社数を優先するならタイナビ蓄電池、対応エリア内で窓口を1つにまとめたいならAD-HOMEのように、優先したい点で選ぶサービスが変わります。
使う家電と日数から必要なWhを計算する
使う家電の台数と、1日に使う時間を入れてください。
必要な容量(変換ロス2割込み)
432 Wh
市販の区分なら 512Wh クラス 以上が目安です。
1日あたり 120 Wh / 同時に使う最大の機器が 15W(定格出力がこれを下回る製品は動きません)
| 機器 | 台数×時間 | 1日の消費 |
|---|---|---|
| スマホ充電 | 2台 × 2h | 60 Wh |
| LEDランタン・照明 | 1台 × 6h | 60 Wh |
計算の根拠
- 消費電力(W)は一般的な製品の目安です。実際の値は機器の銘板表示を確認してください。
- 冷蔵庫はコンプレッサーが断続運転するため、定格の3分の1を実効値として計算しています。
- ポータブル電源は表示容量の全部を取り出せません。変換ロスとして2割を上乗せしています。
- 電気ケトルやドライヤーは起動時に大きな電力が要ります。容量が足りていても、定格出力が足りないと動きません。
- 医療機器は機種による差が大きく、この数値では判断できません。必ず取扱説明書と主治医の指示に従ってください。
ここで出たWhを1,000で割るとkWhの目安になります。見積りで提示された蓄電池の容量と照らし合わせ、賄いたい日数に届くかを確認します。 冷蔵庫を長時間つなぐ計算をすると容量が大きく伸びるため、停電の最初の数日だけ冷蔵庫を含め、以降は照明とスマホに絞って考える方法もあります。
容量を決める前に、いまの消費電力を測るなら
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契約中の家電の実消費電力を測っておくと、見積り時に伝える数字がぶれません
検索語「ワットモニター 家庭用 コンセント」
検索結果のページへ移動します。価格と在庫は各ショップで確認してください。
国のDR補助金、2026年度は受付終了
国のDR補助金(令和7年度補正「家庭用蓄電システム導入支援事業」)は、蓄電池の初期実効容量1kWhあたり3.45万円と、導入価格の3/10のうち低いほうを補助額とし、1申請あたり60万円が上限でした。 2026年3月24日に公募が始まりましたが、2026年5月29日に予算の上限に達し、受付は終了しています。2027年度以降の実施は本稿の執筆時点で発表されていません。
国の制度が受付を終了していても、都道府県や市区町村が別枠で補助金を設けている場合があります。見積りを依頼する際に、住んでいる自治体の制度を各社に確認しておくと、契約前に金額の見通しが立てやすくなります。
よくある質問
- 家庭用蓄電池の一括見積りは無料ですか
- タイナビ蓄電池は無料で、全国の蓄電池販売施工会社のうち最大5社を紹介するサービスです。AD-HOMEは東京・千葉・埼玉・神奈川で自社施工を行う会社で、見積りと国・都道府県・市区町村の補助金申請の代行を無料としています。
- 国の補助金は今から申請できますか
- 国のDR補助金(令和7年度補正、上限60万円)は2026年5月29日に予算上限に達し、受付を終了しています。2027年度以降の実施は本稿の執筆時点で発表されていません。都道府県や市区町村の補助金は別枠で残っている場合があるため、見積り時に確認します。
- 見積りを取る前に何を決めればいいですか
- 使う家電と停電時に賄いたい日数から必要なkWhを決める、太陽光と連携するか蓄電池単体かを決める、補助金は交付決定通知を受け取ってから契約する、一括見積りか直接業者かを選ぶ、の4点です。
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出典
- タイナビ蓄電池公式サイト(www.tainavi-battery.com)のサービス説明(Web検索で確認、2026年9月11日)
- AD-HOME関連ページの会社概要・対応エリア・補助金代行の記載(Web検索で確認、2026年9月11日)
- SII(環境共創イニシアチブ)DR家庭用蓄電池事業の公募概要(dr-battery.sii.or.jp)にもとづくWeb検索結果(補助上限60万円、1kWhあたり3.45万円、2026年5月29日受付終了、2026年9月11日確認)
- 本記事の執筆時はネットワーク制限によりWebFetchで各社・SIIの公式サイトへ直接アクセスできなかったため、Web検索結果で確認できた数字のみ掲載しています。
- 比較表・結論カードは当サイトのまとめです。詳しくは根拠ページ
最終更新:2026年9月11日